麻宮好
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経歴
子供の頃は病気がちで、家にあった世界名作全集を片端から読んでいた。高校時代には曾野綾子『幸福という名の不幸』を愛読していた[1]。
津田塾大学卒業後、会社員を経て中学入試専門塾で国語の講師を務める[2][3][4]。本好きの夫の勧めで司馬遼太郎の作品を読み、面白さに衝撃を受けて時代小説も読むようになった。50歳のとき、病気で余命宣告を受けた母に「人間がしていることで、できないことはない」と言われたことをきっかけに小説を書き始め、毎日書いては応募していた[1]。
2020年、第1回日本おいしい小説大賞の応募作『月のスープのつくりかた』を改稿してデビュー[2]。
2022年、『恩送り 泥濘の十手』(『泥濘の十手』より改題)で第1回警察小説新人賞を満場一致で受賞[5][6]。
2025年、『お内儀さんこそ、心に鬼を飼ってます おけいの戯作手帖』で第14回日本歴史時代作家協会賞の文庫書き下ろし新人賞を受賞[2]。
人物
- 時代小説は大人のファンタジーだと思っており、現代の制約を取り払って自由に書けるような伸びやかさが好きだという[7]。
受賞・候補歴
- 2018年 - 「かぎろひ」で第25回松本清張賞候補[8]。
- 2022年 - 「泥濘の十手」で第1回警察小説新人賞受賞。
- 2025年 - 『お内儀さんこそ、心に鬼を飼ってます おけいの戯作手帖』で第14回日本歴史時代作家協会賞 文庫書き下ろし新人賞受賞。
作品
泥濘の十手シリーズ
月のうらがわシリーズ
おけいの戯作手帖シリーズ
- お内儀さんこそ、心に鬼を飼ってます おけいの戯作手帖(2025年2月 コスミック時代文庫)
- 震える羊羹舟 おけいの戯作手帖【二】(2025年9月 コスミック時代文庫)
- 残火 おけいの戯作手帖【三】(2026年7月 コスミック時代文庫)
筆耕屋だんまり堂シリーズ
- 筆耕屋だんまり堂 心の色を文字にします(2026年1月 祥伝社文庫)
- 筆耕屋だんまり堂(二) 姉への恋文(2026年2月 祥伝社文庫)
- 筆耕屋だんまり堂(三) 一文字の想い(2026年4月 祥伝社文庫)
ノンシリーズ
- 月のスープのつくりかた(2020年9月 小学館文庫)
- 母子月 神の音に翔ぶ(2024年1月 小学館)
- 龍ノ眼(2024年9月 祥伝社)
- 天がたり(2025年7月 講談社)
- ひまわりと銃弾(2026年1月 小学館)
- 女形と修羅(2026年6月 小学館文庫)
- 四十年目の春(2026年7月 祥伝社)
アンソロジー
「」内が麻宮の作品