列聖
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カトリック教会では、生前、その生き方において、徳と聖性を示していたと思われる人に関しては死後、申請が行われることによって列福・列聖調査が始められることがある。調査では、まず地域司教の管轄下で調査が行われ、聖人にふさわしいと判断されてはじめてローマ教皇庁の列聖省での調査が開始される。
列聖においては、その人物の取次ぎによる奇跡(超自然的現象)が殉教者が1度、証聖者は列福時を含め2度必要となる。通常は早くても本人の死後数十年、場合によっては数百年という長い年月をかけて調査は行われる(ただし、教皇聖ヨハネ・パウロ2世(没後9年)、マザー・テレサ(同19年)、カルロ・アクティス(同19年)、聖ホセマリア・エスクリバー(同27年)、リジューのテレーズ(同28年)、ピオ神父(同34年)、マキシミリアノ・コルベ(同39年)など、死後わずか十数年から40年未満で聖人となったケースも存在する)。こうして厳しい審査を終えて、教会において聖人の位置に加えるのがふさわしいと判断されると、ヴァティカンのサン・ピエトロ大聖堂において教皇によって列聖が宣言される。すべての聖人はその記念日を持っており、古代の聖人などを除けば、通常は命日がそれにあたっている。福者と違い、聖人は全世界的に祝われる。


