-elect
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-electという言葉のこの用法はカトリック教会に由来するものである。カトリック教会の司教は選挙で選ばれるが、聖別を受けて正式に任命されてから就任するため、その間の呼称が必要だった。コンクラーヴェ(教皇の選挙)の勝者は、教皇となることが確定して実際に教皇に就任するまでは、pope-elect(次期教皇)と呼ばれた[3]。
この用語は、選挙君主制の導入に伴い政治の世界でも使われるようになった。例えば、神聖ローマ皇帝は選帝侯による選挙によって選出されたが、当選した候補者は教皇から戴冠されて初めて皇帝となった。そのため、選挙から戴冠式までの間は、imperator electus(英語ではEmperor-elect)と呼ばれた[4]。
19世紀までには、この用語は、選出から就任までに相当の期間がかかるあらゆる役職について使われるようになった。例えば、19世紀には婚約者をbride-electと呼ぶのが一般的だった[5][6]。