2008年ブータン総選挙
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2008年ブータン総選挙(2008ねんブータンそうせんきょ、ゾンカ語: སྤྱི་ལོ་༢༠༠༨ ལུ་ འབྲུག་གི་བཙག་འཐུ་)は、2008年3月24日にブータンで行われた国民議会議員の総選挙である[1]。
模擬選挙
普通選挙を初めて導入した。
普通選挙を国民に浸透させるため、2007年4月21日に模擬選挙を行われた。模擬選挙は、新しい選挙制度に合わせて有権者約1,000人ごとに区割された47選挙区・869投票所で開催された[2]。
模擬政党としてブータンのシンボルである「ドゥク(雷龍)」を冠にした
- ドゥク・イエロー党(黄は「従来の価値」)
- ドゥク・レッド党(赤は「産業開発」)
- ドゥク・ブルー党(青は「公平と説明責任」)
- ドゥク・グリーン党(緑は「環境」)
の4政党から投票し、得票数が高い2党が5月28日に行われる決選投票に進む[3]。また、模擬選挙実施へ国際連合とインドから選挙監視団が派遣された[4]。
模擬選挙の結果、ドゥク・イエロー党が最多得票を獲得し、ドゥク・レッド党と決選投票に進出した[5]。
| 模擬政党 | 得票数 | 得票率 | |
|---|---|---|---|
| ドゥク・イエロー党 | 55,263 | 44.30% | |
| ドゥク・レッド党 | 25,423 | 20.38% | |
| ドゥク・ブルー党 | 25,295 | 20.28% | |
| ドゥク・グリーン党 | 18,766 | 15.04% | |
| 合計 | 124,747 | 100.0% | |
| 登録有権者(投票率) | 283,506 | 44.00% | |
47選挙区の両党候補者として、無作為に選出された高校生が立候補した。投票率は66%[6]。
4有権者登録の資格は約40万人であったが、283,506人が有権者登録をした[7]。
選挙データ
選挙活動
選挙結果
3月25日に投票結果が宣言され、投票率は79.38%であった。
ジグメ・ティンレー率いる調和党が44議席を獲得して圧勝した。一方の国民民主党は、国王の伯父で首相でもある党首のサンゲ・ゲドゥプが落選するなど、わずか3議席と大敗した[11]。 最終的に集計結果にミスがあり、調和党が45議席、国民民主党が2議席で確定した[12][13]。
調和・国民民主の両党は王党派で、元首相が党首を務めるなど党の性格に大きな差が見られないにもかかわらず、調和党が圧勝した背景に、国民民主党がゲドゥプが国王の親族であり、経済界の支援が背景にあることが国民の拒否反応を招いたと指摘されている[14]。
国民民主党は政府が調和党支援で影響力を行使したと批判し、選挙結果の受け入れを拒否した[15][16]。
党派別獲得議席
| 政党 | 獲得 議席 |
増減 | 得票数 | 得票率 | |
|---|---|---|---|---|---|
| ブータン調和党 | 45 | 169,490 | 67.04% | ||
| 国民民主党 | 2 | 83,322 | 32.96% | ||
| 総計 | 47 | 252,812 | 100.0% | ||
| 有効票数(有効率) | - | - | 252,812 | 100.0% | |
| 無効票・白票数(無効率) | - | - | 0 | 0.00% | |
| 投票者数(投票率) | - | - | 252,812 | 79.38% | |
| 棄権者数(棄権率) | - | - | 65,653 | 20.62% | |
| 有権者数 | - | - | 318,465 | 100.0% | |
| 出典:欧州連合選挙監視団最終報告書 | |||||