2014年山口県知事選挙
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主な争点
2013年10月に健康を害したことにより、病院へ入院して療養を続けてきた前職の山本繁太郎が、職務復帰が難しくなったとして2014年1月9日に柳居俊学県議会議長宛に辞職願を提出したこと[1]を受けて、1月14日の臨時県議会本会議で辞職が同意され[2]、同日開かれた県選挙管理委員会において2月6日告示、2月23日投開票の日程で知事選挙が実施されることが決定した[3]。なお山本は選挙後の3月15日に肺癌のために亡くなった[4]。
選挙戦は前回の知事選挙で第3位の得票数だった元民主党衆議院議員の高邑勉と総務省官僚で山本県政継承を掲げた村岡嗣政、共産党県委員会委員で元周南市議の藤井直子の計3氏が立候補した。[5]
(出典)[5]
- 立候補者の内、高邑と藤井が上関原発計画撤回を求め、村岡はエネルギー政策は国策であり国が考えることとしており明確な姿勢を示さなかった。
- アメリカ軍岩国基地問題
- 立候補者の内、藤井が岩国基地の機能強化反対を強く訴えた。
基礎データ
立候補者
3人、届け出順[7]。
| 立候補者 | 年齢 | 党派 | 新旧 | 肩書き | ウェブサイト |
|---|---|---|---|---|---|
| 村岡嗣政 (むらおか つぐまさ) | 41 | 無所属 (自民党・公明党 推薦) | 新 | 元総務省財政企画官 | |
| 高邑勉 (たかむら つとむ) | 39 | 無所属 (生活の党 推薦) | 新 | 元衆議院議員 | |
| 藤井直子 (ふじい なおこ) | 61 | 日本共産党 | 新 | 元周南市議、共産党県委員会委員 |
立候補者のプロフィールおよび立候補に至る経緯
- 衆議院議員を辞職し民主党を離党した上で前回2012年の県知事選挙に立候補し、山本、飯田に続く3番目の得票数であった。2014年1月13日、福島県南相馬市内にて立候補の意向を表明した[10]。しかし、1月21日に行われた飯田哲也の立候補見送りの記者会見に姿を見せ、飯田への候補一本化を前提として出馬を断念する意向であったことを明らかにした[11]。飯田の立候補見送りを受けて1月29日に記者会見を開いて立候補を表明した[12]。脱原発を掲げ、生活の党の推薦を受ける[13]。
- 藤井直子 - 元周南市議
- 2014年1月22日に革新系団体が擁立を決定、共産党が公認した[14]。女性初となる山口県知事選挙の立候補者となった。2013年4月の参議院補欠選挙と同年7月の参院選に共産党公認で立候補したがいずれも敗れている[15]。
(届け出順)
立候補が取り沙汰された人物
- 飯田哲也 - NPO法人「環境エネルギー政策研究所」所長
- 前回2012年の県知事選挙に脱原発を掲げて立候補し、山本に続く次点であった。2014年1月13日に関係者に立候補の意向を示したと報じられた[16]が、1月21日に山口市内で記者会見を開き、全国的な再生可能エネルギー導入促進の運動に専念するとして出馬を見送ることを明らかにした。会見の席上、細川護煕の出馬により脱原発が争点となりつつある東京都知事選挙の動向と関連し脱原発候補として高邑との一本化の動きがあったことが明らかにされ、会見場に現れた高邑に出馬見送りの翻意を迫られる場面もあった[11]。
政党・団体の動向
前回の知事選挙で前職の山本を推薦した自民党と公明党は、現県政の後継者として総務省官僚の村岡を擁立し推薦した[9]。共産党は元周南市議で同党県委員会委員の藤井直子を党公認で擁立[14]。これに加えて生活の党が高邑を推薦した[13]。一方、最大野党の民主党の県連は独自候補の擁立を目指したが候補選考は難航したため断念し、その後には立候補を表明した人物と政策を協議し推薦することなども検討したが不調に終わり自主投票とした[17]。同党県連の自主投票は3回連続[17]。しかし、同党の支持母体である連合山口は自民・公明両党が推薦する村岡を推薦しており対応が分かれた[18]。
選挙のタイムライン
- 1月9日 - 現職の山本繁太郎が県議会議長に辞職願を提出。[1]
- 1月13日 - 高邑勉が立候補の意向を表明。[10]
- 1月14日 - 臨時県議会本会議にて山本の辞職に同意。選挙管理委員会が2月6日告示、2月23日投開票とする選挙日程を決定。[2][3]
- 1月16日 - 村岡嗣政が立候補の意向を表明。[8]
- 1月20日 - 村岡が出馬会見。同日中に自民党と公明党が推薦を決定。[9]
- 1月21日 - 飯田哲也が立候補見送りを表明。[11]
- 1月22日 - 共産党などで構成される革新系団体が藤井直子の擁立を決定。[15]
- 1月27日 - 藤井が出馬会見。共産党公認での立候補を発表。[14]
- 1月29日 - 高邑が出馬会見。同日中に生活の党が推薦を決定。[13]
- 2月6日 - 告示。[5]
- 2月23日 - 投開票。
- 2月25日 - 選挙会、当選人の告示。
