2025年デリー自動車爆発事件
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| 2025年デリー自動車爆発事件 | |
|---|---|
| 場所 | インド・デリー、ラール・キラー(赤い城)付近、ラール・キラー駅1番出口付近 |
| 座標 | 北緯28度39分22.0秒 東経77度14分09.4秒 / 北緯28.656111度 東経77.235944度座標: 北緯28度39分22.0秒 東経77度14分09.4秒 / 北緯28.656111度 東経77.235944度 |
| 日付 |
2025年11月10日 午後6時52分 (インド標準時、UTC+5:30) |
| 攻撃手段 | 自動車爆弾 |
| 死亡者 | 9人 |
| 負傷者 | 20人以上 |
2025年デリー自動車爆発事件(2025ねんデリーじどうしゃばくはつじけん)は、2025年11月10日にインド・デリーの赤い城付近で自動車が爆発し、少なくとも9人が死亡、20人以上が負傷した事件。
デリー警察は、違法活動防止法の適用を発表し、国家捜査局が事件の捜査を担当することとなった。警察の報告によれば、爆発は硝酸アンモニウムを積載した車両によって引き起こされたとみられ、周辺の複数の車両が炎上・損傷した。
警察の初動調査では、自爆攻撃の可能性が指摘されており、事件が意図的なテロ行為であったかどうかについて捜査が進められている。インド政府はこの事件を「反国家勢力による凶悪なテロ事件」として非難する決議を採択した[1]。
2025年11月9日、ジャンムー・カシミール州警察は、ハリヤーナー州警察と共同でデリー近郊のファリーダーバード市にある住宅を急襲し、約350キログラムの爆発物、アサルトライフル、拳銃、時限装置、弾薬などを押収したと発表した[2]。
翌11月10日には別の住宅を捜索し、約2,563キログラムの爆発物のほか、化学薬品、試薬、可燃性物質、電子回路など爆弾製造に使用される材料を発見した。警察によれば、これらの住宅はジャンムー・カシミール州プルワマ出身の医師ムジャンミル・シャキールによって賃借されていた[3]。
警察は、プルワマ出身のムザンミル・アフマド・ガナイと、カジグンド出身のアディール・マジード・ラザーの2名を逮捕した。両名とも医師であり、イスラム過激派組織「ジャイシュ・エ・ムハンマド」および「アンサール・ガズワトゥル・ヒンド」と関係のある武装組織の一員であるとされている[4]。
なお、容疑者らはファリーダーバード市内の同一病院に勤務していたが[5]、デリー警察は現時点で家宅捜索と爆発事件との関連性について公式な発表を行っていない[6]。
爆発
2025年11月10日午後6時52分(インド標準時)、デリーの赤い城付近で自動車が爆発した[7][8]。アミット・シャー内務大臣は、爆発に使用された車両がヒュンダイ・i20であったことを確認した[9][10]。
監視カメラの映像によれば、当該車両は午後3時19分頃にスネーリー・マスジド近くの駐車場に入り、午後6時48分頃まで停車していた[11][12]。その後、車両は赤い城・メトロ駅1番ゲート付近の信号で一時停止し、移動を再開した直後に爆発した。デリー警察本部長サティーシュ・ゴルチャは、爆発時に車両は移動中であり、車内には2〜3人の乗員がいたと述べた[13][14]。また、爆発直前にはマスクを着用した人物が運転していたことが映像から確認されている[15]。
影響
警察および目撃者の証言によれば、爆発の衝撃で当該車両は完全に破壊され、周囲の約10台の車両が炎上した。爆発音は数100メートル先まで響き、周辺の建物の窓ガラスが割れる被害も出た[16]。
デリー消防局は午後6時50分から7時5分の間に複数の通報を受け、直ちに7台の消防車を現場に派遣した。火災は午後7時29分までに鎮火された。
この爆発により9人が死亡、20人以上が負傷し、負傷者はローク・ナーヤク病院に搬送された[17]。消防局によれば、6台の自動車、2台の電動リキシャ、1台のオートリキシャが爆発および火災により焼失した[18]。
誤情報
事件後、巨大な火球とキノコ雲を捉えた静止画像がSNS上で拡散され、本事件のものとされていた。しかし、インド政府の報道情報局は、この画像が2024年9月27日にレバノン・ベイルートで発生した空爆のものであると明らかにし、虚偽かつ誤解を招く情報であると警告した[19]。
また、爆発がCNG(圧縮天然ガス)によるものであるとする複数のSNS投稿についても、報道情報局はこれを否定し、警察からそのような発表はなされていないと説明した[20]。
捜査
爆発後、現場周辺は封鎖され、鑑識チームが証拠収集のために派遣された。国家捜査局が事件の捜査を担当することとなった[21][22][23]。
警察の初期調査では、自爆攻撃の可能性が示唆されており、事件が意図的なテロ行為であったかどうかについて捜査が進められている[24][25]。警察の報告によれば、爆発は硝酸アンモニウムによって引き起こされた可能性があり、これにより周辺の車両が炎上・損傷したとされる[26]。インド政府はこの事件を「反国家勢力による凶悪なテロ事件」として非難した[27][28]。
デリー警察は違法活動防止法を適用し、2名の男性を拘束して事情聴取を行った[29][30][31]。捜査当局は、爆発に使用された車両の所有者がジャンムー・カシミール州プルワマ出身の医師ウマル・モハメドであると特定した。彼は、以前ファリーダーバードでの家宅捜索で爆発物や武器と共に発見された人物らと勤務先が同じであったとされる[32]。
