24時間戦えますか

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24時間戦えますか(にじゅうよじかんたたかえますか)は、三共栄養ドリンクリゲイン』がかつて使用していたキャッチコピーである[1]。当初は「24時間、戦エマスカ。」と表記された[1][2]。同製品のCMソング『勇気のしるし』(歌:時任三郎・牛若丸三郎太名義)の作中でも歌詞として使用された。

この言葉は1989年の自由国民社・第6回新語・流行語大賞で流行語部門・銅賞を受賞している[3]

『リゲイン』が発売された1988年当時、栄養ドリンク市場が右肩上がりに伸びており、競合製品も多かった。そのため、ドリンク剤としての独自性に加え、認知度を高めるための大仕掛けが必要とされた。そこで、グローバル化の中で世界への進出しつつあったビジネスパーソンをペルソナとして、オフィスワーカー向けの「かなり尖ったコンセプト」での商品開発が進められた。「24時間、戦エマスカ。」のキャッチコピーは、この一環として発案されたものである。1989年からは時任三郎がジャパニーズビジネスマンを演じたCMの放送が始まり、売れ行きは急伸した[4]

三共によれば、「24時間戦えますか」とは24時間働くという意味ではなく、「オンとオフを使い分けて戦おう」というメッセージを込めたものであった[5][4]。『週刊プレイボーイ』1989年11月7日号にて、批判があることについて問われた三共の担当者は、「あくまで『戦えますか』です。つまり『仕事も遊びも含めて24時間、いかに充実した生活ができますか』ってことですから。20代くらいの若い方にはその趣旨は伝わっていると思います。『元気が出る』って反応がとても多いですから」と答えた[6]

バブル崩壊が始まった1991年には「24時間、戦うあなたに」というキャッチコピーに変更された。同年湾岸戦争が勃発したことも変更の理由であるという[7]

2007年の『リゲイン24』発売時には再びキャッチコピーとして使われた[4]

2010年、アーケード用麻雀ゲーム『麻雀格闘倶楽部 我龍転生』のイベントとして「第16回 特別大会 Regain杯」が開催された。キャッチコピーとして「『麻雀格闘倶楽部』で24時間格闘(たたか)えますか?」が使われたほか、景品名などにもこれをもじったものが含まれた[8]

2014年、三共とライセンス契約を結んだサントリー食品インターナショナルから、炭酸飲料『リゲイン エナジードリンク』が発売された。この際には「24時間戦えますか」をもじった「24時間戦うのはしんどい」、「3、4時間戦えますか?」というキャッチコピーが使われた[9]

2018年の錠剤タイプ『リゲイン トリプルフォース』の発売に際した記事において、三共の広報担当者はバブル崩壊後の時代の変化を踏まえ、「今では働き方改革が叫ばれ、ブラック企業という言葉も生まれた。『24時間戦えますか』は、死語になった」と述べた[10]

評価

脚注

関連項目

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