30 M 781
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本砲は、もともと仏独共同で開発されたティーグル攻撃ヘリコプターのフランス陸軍仕様機、特に火力支援モデルであるHAP(Hélicoptère d'Appui Protection)のために開発された[4]。開発は1978年に開始されたが、ヘリコプターの計画遅延により、空中試験は1996年まで開始されなかった[4]。
弾薬としては、北大西洋条約機構(NATO)の標準規格である30×113mmB弾を使用する[4]。ティーグル攻撃ヘリコプターでは、弾倉の近くに強力な電子機器が配置されていたことから、漏電による誤発射を避けるため、海軍のシュペルエタンダール艦上攻撃機向けに開発された電磁両立性雷管を用いた弾薬が搭載される[4][2]。
使用弾薬や位置付けを含めて、本砲はアメリカ合衆国のM230機関砲のカウンターパートであり、電動機による自動機構を備えるという点も同一である[4]。M230の自動機構はチェーン駆動式であるのに対し、本砲では、遊底の突起と噛み合う螺旋状のカム溝を持つカムシャフトを介して駆動される[4]。シャフトが回転することで、遊底が前後に駆動される[4]。またカムシャフトは給送弾機構の作動にも用いられる[4]。