70式拳銃
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設計
70式拳銃は東西冷戦時期の東側諸国において多く見られるソ連製小火器のライセンス生産品ではなく、FN ブローニングM1910[1]や64式手槍、ワルサーPPK、PMなど、複数の拳銃から機構や特徴を寄せ集め的に取り入れた独自の拳銃となっている[3]。銃口付近の形状はPMに類似し[2][3]、使用弾薬や全体的なサイズは64式手槍やPPKに準じているが、撃発方式は上記の拳銃とは異なりシングルアクションを採用している[4]。
引き金の真上にはボタン式の安全装置が配されており、弾倉を抜いた状態でスライドを後方に若干ずらす形で保持し、この安全装置の部品を引き抜くことでフレームとスライドを容易に分離できる[3]。
グリップパネルは黒い樹脂製のワンピースタイプであり、立体的な星型と光線のレリーフ、滑り止めの縦溝が配されている。また、マガジンキャッチボタンはグリップの底部に配置されているため[4]、弾倉交換時の即応性はPPK等と比較して劣っている。
弾薬は64式拳銃と同じ.32ACP弾(7.65×17mm ブローニング弾)を使用するが、64式拳銃と同様に、銃本体には「7.62」と刻印されている[1]。