72時間橋
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座標: 北緯37度57分34秒 東経126度40分14秒 / 北緯37.95944度 東経126.67056度

72時間橋 (72じかんはし)は、朝鮮半島中部・板門店の共同警備区域西端に位置する沙川江に架かる橋である[1]。板門店橋(パンムンジョムはし/はんもんてんはし)とも言う。
主に北朝鮮側から板門店にアクセスするための橋として使用される。かつては帰らざる橋も北朝鮮側からのアクセスに使用される橋であったが、1976年のポプラ事件の後に「帰らざる橋」の橋の中間が南北の軍事境界線を跨ぐ形となり事実上の往来不能となったため、北朝鮮側が代替として建設した橋である。北朝鮮当局が「72時間で完成した橋である」と主張し、現在でもこの名称が用いられている。
2017年11月には北朝鮮の軍人であった呉青成が72時間橋を横断して韓国へ脱北した。 呉は軍用ジープを猛スピードで運転し、72時間橋を横断して軍事境界線に向かったが、軍事境界線の目前で排水溝に車輪が脱輪し動けなくなった[2][3]、呉は北朝鮮の軍人に銃撃され重傷を負ったものの最終的には韓国側へ亡命した。
呉の脱北後、北朝鮮は72時間橋に機械式ゲートの設置や橋の周辺地域の軍人の増員を行うなど脱北を抑止するための監視強化を進めた[4]。そのため、現在北朝鮮側からこの橋を横断する場合は軍人による検問が必須となっている。
