ALIVE〜希望のカケラ
From Wikipedia, the free encyclopedia
キャスト
製作
札幌市のNPO法人・国際曲劇団の企画をもとに制作されたドラマ。同団体は自殺、エイズ、薬物乱用といった若者たちを脅かす種々の問題に取り組むとともに、それらの抑止を訴える舞台作品『ALIVE』をシリーズで上演しており、この『ALIVE』のテレビドラマ化の企画がテレビ北海道に持ち込まれたことで、制作に至った[1][2]。国際曲劇団によれば、大変な世界不況の風に煽られ、しかも北海道内の経済はそれに拍車をかけている最中で必死に歩んでいる時期において、この企画は周囲のほとんどの人々から賛同を得られなかったが、不況下で自殺者の多い事実があるからこそ、テレビというメディアでより多くの人々に自殺の虚しさを伝えるべきと判断したという[3]。
この作品では、自殺防止のためには自殺者が生前に前兆として示すサインを見逃してはならないことが説かれており[4]、作中でもそれらのサインや、自殺願望を持つ者に周囲が手を差し伸べる際のヒントが描かれている[2]。自殺防止の啓蒙活動のみならず、自殺で残された家族を通じて生きることの大切さを訴えることも狙いの一つであり[5]、家族のシーンを多く設けることで、本人の悲しみだけではなく残された者たちの悲しみも描かれた[2]。また、人間誰もが弱みを持っており、人は迷いながら精一杯生きていることを示すために、精神科医が思い悩む場面も設けられている[2]。
出演者は300人以上の中からオーディションで選ばれた約40人で、大半は道内出身者にしてドラマ初出演である[2]。テレビ北海道としても本格的なドラマ制作は初めてであり、制作スタッフもドラマ作りは初体験という者がほとんどだった[2]。