ALLAN (雑誌)
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歴史
内容
『ALLAN』には漫画や小説、グラビア、美少年にまつわる論説などが掲載され、「全日本美少年選手権」と題された読者による投稿コーナーが設けられていた[8]。『ALLAN』の誌面において漫画が占める割合は少なかったが、まつざきあけみによる『ぼくらは青年探偵団』が看板作品であった[8]。
『ALLAN』はインタビュー記事が充実しており、1982年11月号と12月号ではテレビドラマ『悪魔のようなあいつ』の原作者である阿久悠と演出家である久世光彦へのインタビューが[11]、1983年2月号には美輪明宏へのインタビューが掲載された[9]。また、『ALLAN』では特集企画が組まれており、「歌舞伎」や「新宿二丁目」などが題材とされた[8]。新宿二丁目の特集ではゲイ雑誌『薔薇族』の編集長であった伊藤文學が経営するバーにおいてアンケート調査が行われ、その結果が掲載された[12]。こうしたインタビュー記事や特集企画について石田美紀は、『ALLAN』が当事者の声を直接拾う姿勢を取っていたことの表れであるとしている[12]。
作家
『ALLAN』ではまつざきあけみがイラストやポスター、表紙などを手掛け、看板作品であった『ぼくらは青年探偵団』を創刊から廃刊まで連載した[9]。また、竹田やよいや久掛彦見、青池保子といった『JUNE』で執筆を行っていた作家が参加した[13]。『ALLAN』からは「やおい」という言葉の初出である同人誌『らっぽり』を主宰していた波津彬子がプロの漫画家としてデビューした[8][14]。