ASNOVA
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| 種類 | 株式会社 |
|---|---|
| 機関設計 | 監査役会設置会社 |
| 市場情報 | |
| 本社所在地 |
〒453-6126 愛知県名古屋市中村区平池町四丁目60番地の12 グローバルゲート26階 |
| 設立 |
2013年12月24日 (日本レンテクト株式会社) |
| 業種 | サービス業 |
| 法人番号 | 6210001015400 |
| 事業内容 | 足場レンタル事業 |
| 代表者 | 代表取締役社長 上田桂司 |
| 資本金 | 2億4700万円 |
| 発行済株式総数 |
12,438,400株 (2025年3月期)[1] |
| 売上高 |
42億6633万5000円 (2025年3月期)[1] |
| 営業利益 |
4876万9000円 (2025年3月期)[1] |
| 経常利益 |
4554万円 (2025年3月期)[1] |
| 純利益 |
△2476万5000円 (2025年3月期)[1] |
| 純資産 |
29億7907万1000円 (2025年3月期)[1] |
| 総資産 |
129億5893万9000円 (2025年3月期)[1] |
| 従業員数 | 234名(2025年12月末時点)[2] |
| 決算期 | 3月31日 |
| 会計監査人 | 有限責任監査法人トーマツ |
| 主要株主 |
一般社団法人ニチレン 41.26% 上田桂司 31.97% (2025年3月31日現在)[1] |
| 主要子会社 |
ASNOVA VIETNAM Co.,Ltd. Qool Enviro Pte.Ltd. |
| 外部リンク | https://www.asnova.co.jp/ |
株式会社ASNOVA(アスノバ、ASNOVA Co.,Ltd.)は、愛知県名古屋市中村区に本社を置き、主に建設工事用足場のレンタル・販売事業を展開する日本の企業。全国37拠点のネットワーク、契約社数3,500社を持つ[3]。
株式会社ASNOVA(アスノバ)は、建設現場やイベントなどで使用される仮設足場「くさび式足場」のレンタルを主力事業とする日本の企業である[4]。2013年12月に福井県敦賀市で「日本レンテクト株式会社」として設立され[1][5]、2019年に現社名「ASNOVA」へ変更された。建設現場の安全性と工程管理の質を高める足場機材を、全国の自社拠点およびパートナー拠点を通じて提供する[6][7]。 建設現場で使用される足場のレンタル事業で業績を拡大。日本全国に37の機材センターと5か所の営業所を開設[8]。新商品開発など新規事業にも積極的で、足場業界の人材不足問題解決を目的とするオウンドメディア「カケルバ」での情報発信も行う[5]。さらに、資源を繰り返し「再利用」するビジネスモデルの確立により、循環型社会の実現を目指す[9]。
主要都市を中心に展開する『直営機材センター』のほか地方都市を中心に展開するパートナー拠点など全国に37拠点を持ち、全拠点の合計足場保有額は154億円(2024年6月末時点)に上る。主要都市・地方都市以外の地域では主に『ASNOVA STATION』という事業を展開する。これは同時に手が届ききっていないエリアにおける建物老朽化や災害発生時などの社会課題の解決や地域の活性化や雇用創出にもつながっている[10]。
海外展開にも積極的でベトナムに現地法人を設立しているほか、シンガポールでは仮設トイレレンタル企業「Qool Enviro」をグループ化し、同地でも循環型ビジネスモデルを軸とした事業拡大を進めている[4]。
2018年から、事業開発、コーポレートブランディング、人材育成などに関する複数のプロジェクトの一部を、ロフトワークとともに実施している。これらのプロジェクトは、建設業界の人材不足問題への対応や事業創出に関連する取り組みを含む[11]。2020年5月に稼働を開始したロフトワークの台湾オフィス(台北市)の依頼で、ASNOVAの足場提供により大空間を2フロアに区切った。同オフィスが入居する歴史的建造物「華山1914文化創意産業園区」の制約に対応できること、ロフトワークのメンバー自身が使用場面に応じて改変できることから採用された[12]。
2021年4月には、名古屋を拠点に日本全国、世界で活躍するパルクールチーム「SPEMON(スペモン)」と共同で、名古屋市の久屋大通公園に足場の巨大アスレチックを舞台にパフォーマンスするイベントを開催した[12]。
2022年4月21日に、名古屋証券取引所ネクスト市場に上場[6]。2023年12月25日には、東京証券取引所へ上場[13]。
事業・サービス内容
仮設機材「くさび式足場」のレンタル・販売を中心に、国内外で複数の事業を展開する。くさび式足場はかつては低層住宅工事用の足場として多く使用されてきたものだが、徐々に大型物件でも使用されるようになり、近年では中高層建築、マンションの改修工事などでの使用が増加した。従来は工事に関わる事業者が自ら足場を購入し保有する方式が一般的であり、2013年に同社が創業時にはレンタル事業はほぼ皆無であった。しかし足場の購入にかかる材料代負担や、長期的な保有にかかる保管場所の賃料、管理による人件費、破損・老朽化に関する費用が莫大であるため、ASNOVAのレンタル事業は、こうした顧客の要請に応え課題を解決する手段として建設業界で広く受け入れられた[9]。
足場レンタル事業
戸建て住宅や中低層マンション向けに広く使用されている「くさび式足場」を中心とした仮設機材のレンタルサービスを展開し、全国の中小規模約3293社(2023年現在)[14]の足場施工業者を主な取引先とする。大手レンタル会社の顧客は大半が大手ゼネコンになるため顧客層を異にする[7][4]。足場施工業者の間では、仮設機材の保有に伴う在庫負担や、工事の繁忙期と閑散期による機材使用量の変動が課題となっており、必要に応じて柔軟に資材を調達できるレンタルサービスの需要が高まっているとされる。こうした背景のもと、同社の取引先数も増加傾向にある。 2022年10月には、ベトナムに現地法人「ASNOVA VIETNAM Co., Ltd.」を設立し、また日本国内では、パートナー企業と連携して広域にサービスを提供する仕組み「ASNOVA STATION」を展開している[1][15]。
マンションの老朽化や多発する自然災害のため足場の需要は大きく伸び、かつ、ハンマーひとつで簡単に施工できるくさび式足場を扱う業者が他になく、投資を続けて業績を伸ばした。また、在庫管理では独自のノウハウを積み上げマニュアル化。通常3%といわれる棚卸の差異率を0.001%[16]にまで圧縮するなどし、機材センターの全国展開を加速させた。2020年には顧客の声やノウハウを基に防護柵の安全性と施工の効率化を高めたオリジナル商品「Speek」のレンタルを開始した[7][5]。
・足場レンタル
建設現場やイベント会場に向けた仮設足場のレンタルを主力事業とし、主に住宅建築や非住宅建築(工場・オフィス・商業施設など)[17]、改修工事などで利用されている。自社運営の拠点で足場機材の保管・整備を行い、施工はASNOVAではなく、足場工事業者が行っている[1][4]。
・ASNOVA STATION
地方エリアにおける足場ニーズに対応するため、パートナー企業と協業して展開する協業型レンタル拠点。ASNOVAが機材やノウハウを提供し、地域の企業が拠点を運営するモデルで、2022年より全国で展開を開始。低リスクで開業可能な仕組みにより、足場供給網の地域分散と循環型ビジネスの推進を図っている[18][10]。
・ASNOVA倶楽部
2025年7月より、足場施工業者向けの月額制会員プラットフォーム「ASNOVA倶楽部」を開始した。会員はポイント還元や割引クーポン、建設業者とのマッチング、カスタマイズ可能な紹介ページなどの特典を利用できる。同サービスは業界特化型の支援策として紹介され、9月末までに会員数を現状比で約2倍の100社程度に拡大する計画を掲げる[19]。
足場販売事業
・ASNOVA市場
足場機材のオンライン販売プラットフォーム「ASNOVA市場(いちば)」を運営。新品および中古足場の販売を行っており、事業者が必要な資材を効率的に調達できる環境を提供する。資材の再流通促進により、業界全体の資源活用効率向上にも寄与する[1]。
海外事業
・ASNOVA VIETNAM Co., Ltd.
ベトナム現地法人を通じて、東南アジア市場における足場レンタルおよび関連ビジネスの展開を図っている。現地建設市場に対応した機材提供および技術支援により、日本で培ったノウハウの国際展開を進める[20]。
・Qool Enviro Pte.Ltd.
2025年4月にグループ化したシンガポールの仮設トイレレンタル会社。建設現場やイベント向けの仮設トイレの提供に加え、清掃・廃棄物処理などの付帯サービス、さらに手洗い場やシャワーなどのポータブルタイプの衛生設備を含むトータルソリューションを展開[21]。
・ASNOVA Singapore Pte. Ltd.
2026年3月13日開催の取締役会において、シンガポールにASEAN地域でのM&A加速を主たる目的とした、地域統括会社を設立することを決議[22]。
沿革
- 2013年
- 2014年
- 2017年
- 5月 - 本店所在地を愛知県名古屋市中村区に移転[1]。
- 2018年
- 2019年
- 2022年
- 2023年
- 2024年
- 10月 - 企業YouTubeチャンネル「あすのばチャンネル」を開設。
- 2025年
- 2026年
社名由来
2019年12月にASNOVA(アスノバ)に社名を変更。「明日の新たな価値を生み出す場所」を創造したいとの思いが込められている[25]。