ATRX
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ATRX(alpha thalassemia/mental retardation syndrome X-linked)は、ヒトではATRX遺伝子にコードされるタンパク質である[5][6][7]。
臨床的意義
遺伝性変異
ATRX遺伝子の遺伝性変異は、ATR-X症候群と関係している。こうした変異はDNAメチル化パターンに多様な変化を引き起こすことから、ATRXは発生過程におけるクロマチンリモデリング、DNAメチル化、そして遺伝子発現を関連付けている可能性がある。女性の変異保因者では偏った(skewed)X染色体不活性化がみられる[7]。
体細胞変異
ATRXの後天的変異は、膵神経内分泌腫瘍[12]、神経膠腫[13][14]、骨肉腫[15]、悪性褐色細胞腫[16]など、いくつかのがんで報告されている。がんでは、ATRXの変異とテロメラーゼ非依存的なテロメア伸長(alternative lengthening of telomere、ALT)との強い相関がみられる[12]。