アリオク From Wikipedia, the free encyclopedia アリオク (Arioch)[1]またはアリヨク、アリオック[2]、アリオーシュ[3]とは、ヘブライ語で「獰猛なライオン」を意味する語[1]。主に人名として使われるが、後に悪魔を指す語となった。 概要 旧約聖書にはこの名を持つ人物が二人登場し、口語訳では「アリオク」と表記されるが、新改訳と新共同訳、岩波訳聖書では「アリヨク」と訳出されている。 旧約聖書一人目のアリオクは『創世記』14章に登場するエラサルの王。 二人目は『ダニエル書』2章14節に登場する[1]ネブカドネザル王の侍衛の長、高官である。 悪魔 ジョン・ミルトンの『失楽園』に同名の悪魔が登場するが、その名は上述の『ダニエル書』の人物に由来し、復讐の悪魔の1人だという[1]。 また、コラン・ド・プランシーの『地獄の辞典』では、復讐の魔神ではあるが、アラストールとは違い、己を雇った者の個人的な復讐にのみ手を貸すと書かれている[3]。 脚注 [脚注の使い方] [1]『悪魔の事典』62頁。 [2]『失楽園』上巻432頁。 [3]『地獄の辞典』38頁。 参考文献 フレッド・ゲティングズ『悪魔の事典』大瀧啓裕 訳、青土社、2004年。ISBN 4-7917-5185-X。 コラン・ド・プランシー『地獄の辞典』床鍋剛彦 訳、講談社、1990年。ISBN 4-06-201297-9。 ジョン・ミルトン『失楽園』 上、平井正穂 訳、岩波書店〈岩波文庫赤206-2〉、1981年1月。ISBN 4-00-322062-5。 Related Articles~TimelinesTop QsFact Checks