Backlog

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開発元 株式会社ヌーラボ
初版 2005年6月1日 (20年前) (2005-06-01)
対応OS Windows、macOS、iOS、Android(Web・モバイルアプリ対応)
サポート状況 継続中
Backlog
開発元 株式会社ヌーラボ
初版 2005年6月1日 (20年前) (2005-06-01)
対応OS Windows、macOS、iOS、Android(Web・モバイルアプリ対応)
サポート状況 継続中
種別 プロジェクトマネジメントソフトタスク管理ソフトウェア課題管理システムバグトラッキングシステムバージョン管理システム
公式サイト https://backlog.com/ja/
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Backlog(バックログ) は、株式会社ヌーラボが提供するクラウド型のプロジェクト管理・タスク管理ツールである。ソフトウェア開発やWeb制作をはじめとしたさまざまな業種・職種に対応しており、タスクの進捗管理・可視化・情報共有を一元的に行うことができる。2025年11月時点で15,000件以上の有料契約と143万人以上のユーザーを有し、日本国内を中心に、スタートアップから大企業まで幅広く導入されている。課題にスターや絵文字を付けて反応できるなど、チーム内のコミュニケーションを重視した設計が特徴である。

  • 2017年 導入企業5,000社を突破[1]
  • 2020年 有料契約10,000件・ユーザー数170万人を突破[2][3]
  • 2024年9月 有料契約14,000件を突破
  • 2025年11月14日 有料契約15,000件突破を発表[4]

サービス継続率は99.0%。この継続率は、同年9月末時点の有料契約総数に対して、解約数を差し引いた割合である。ヌーラボによる発表によれば、Backlogは長期利用率の高さとチーム定着性を特徴としている。

提供形態と料金体系

Backlogには、クラウド版とオンプレミス版(エンタープライズ)の2種類の形態で提供されている。

クラウド版

クラウド版のBacklogは、利用規模や機能に応じて複数のプランを提供している。2025年10月時点では、以下の4つの有料プランと1つの無料プランが存在する。[5]

プラン名 月額(税込) ユーザー数 主な機能
フリー 無料 10ユーザーまで 基本的な課題管理
スターター 2,970円 30ユーザーまで 基本的な課題管理、親子課題 他
スタンダード 17,600円 無制限(推奨上限10,000名) 基本的な課題管理、アクセス制限(最大50件) 他
プレミアム 29,700円 無制限(推奨上限10,000名) 基本的な課題管理、アクセス制限(最大100件)、セキュリティシート提供(有料オプション) 他
プラチナ 82,500円 無制限(推奨上限10,000名) 基本的な課題管理、Iアクセス制限(無制限)、セキュリティシート提供(年1回) 他

いずれのプランも30日間の無料試用期間が設けられており、年払いの場合は月払い料金より5%割引となる。料金はすべてスペース単位で設定されており、スタンダードプラン以上ではユーザー数無制限の「スペース課金」方式を採用している。

オンプレミス版

オンプレミス版(Backlog Enterprise)は、自社サーバーにインストールして利用できる形態である。バージョン管理システムSubversionおよびWebDAVによるファイル共有機能に対応しており、企業のセキュリティポリシーに合わせた運用が可能である。

歴史

年月 出来事
2005年6月 フリープランのみとなるベータ版のサービスを開始した。[6]
2006年7月 商用サービスを開始[7]し、以後ユーザからの要望を参考にしながら、頻繁にバージョンアップを繰り返し課題管理中心のツールからプロジェクトにおける統合管理ツールとして利用できるようになった。
2007年6月 オンプレミス版(パッケージエディション)をリリース。
2007年9月 Subversionリポジトリ作成機能/WebDAVによるファイル共有機能を追加する。
2008年10月 ガントチャート/バーンダウンチャート機能を追加する。
2009年8月 モバイル版をリリースする(携帯・iPhone対応)。
2014年11月 大規模組織向けの「Backlogエンタープライズ」を販売開始。
2015年8月 Gitにプルリクエスト機能を追加する。
2016年8月 デザインを大幅にアップデートする。UIを現行仕様に近づける。
2017年4月 導入企業数が5,000社を突破する。
2017年11月 有料契約数が6,000件、ユーザー数が80万人を突破する。
2018年8月 ガントチャートのマウスによる編集機能、課題のテンプレート設定機能を追加する。ユーザー数が100万人を突破する。
2020年4月 ユーザー数が170万人、有料契約数が10,000件を突破する。[8]
2024年9月 「ドキュメント機能(β版)」をリリース。リアルタイム同時編集に対応。[9]
2024年11月 「Backlog導入支援プログラム」を開始。導入企業向けに、専門スタッフによる個別ヒアリングや設定サポートを提供し、初期導入を支援する。無料のオンライン相談会や、チーム運用設計のテンプレート提供なども実施する。[10]
2025年11月 有料契約15,000件突破を発表。[4]

外部サービス連携

Backlogは、他の業務支援ツールや開発ツールと連携して利用することができる。代表的な外部サービスとの連携は以下の通りである(2025年時点)。[11]

  • コミュニケーションツール:Slack、Microsoft Teams、Google Chat
  • ファイル共有:Google Drive、OneDrive、Dropbox、Box
  • CI / 開発:Jenkins、LambdaTest、TestLodge
  • デザイン:Cacoo
  • データ移行:Redmine Importer、Jira Importer
  • 認証:SAML(Okta、Google Workspace 等)
  • カレンダー:iCal Sync(Google / Apple / Outlook)
  • その他:Webhook、Email Importer、Google Sheets Importer、Microsoft Copilot

受賞・評価

Backlogは、複数の国際的なソフトウェアレビューサイトで高い評価を得ている。

国外受賞

G2(米国最大級のソフトウェアレビューサイト)

  • 2024年2月(G2’s 2024 Best Software Awards)
    • Best Project Management Software 2024 に選出[12]
  • 2025年2月(G2’s 2025 Best Software Awards)
    • Best Project Management Software Products2025 に選出[13]

Software Advice

  • 2022年(Frontrunners 2022)
    • Best Kanban Software、Top Project Management Tool、Software Advice に選出[14]

Capterra

  • 2023年8月
    • Best Ease of Use 2023 の「カンバンツール」「課題追跡ソフトウェア」2部門を受賞[15]

Digital.com

  • 2022年
    • Top Project Management Tool に選出(複数のGartner Digital Marketsグループと併記)[14]

国内表彰

ITreview「Best Software in Japan」

(ビジネスユーザーによる評価を基にした、日本のソフトウェアTop100)

スマートキャンプ株式会社「BOXIL SaaS AWARD」

(優れたSaaSを審査・選考・表彰するアワード)

  • 2025年 導入事例セクション 大企業部門を受賞[21]
  • 2024年 BOXIL SaaSセクション プロジェクト管理・工数管理部門を受賞[22]
  • 2023年 BOXIL SaaSセクション プロジェクト管理・工数管理部門を受賞[23]

歴史技術とセキュリティ

Backlog は、企業向けクラウドサービスとして一般的なセキュリティ要件に対応しており、シングルサインオン(SSO)、二段階認証、IP アドレス制限、Webhook や REST API 連携などの機能を備える。サービス基盤には Amazon Web Services(AWS) を利用し、通信はすべて TLS により暗号化されている。システムは 24 時間 365 日監視され、障害時には公式サイトや X(旧Twitter)で対応状況が公開される。

データ保護については、データベースのレプリケーションと定期バックアップが行われており、Git・Subversion・共有ファイルを含む主要データは複数世代が保存され、AWS の高可用性ストレージに保管されている。

さらに、ヌーラボが提供するセキュリティオプションNulab Pass により、以下のガバナンス機能を追加できる。

  • SAML 2.0 によるシングルサインオン(SSO)
    • Okta や Google Workspace などの主要 ID プロバイダーと連携可能。
  • ユーザープロビジョニング(SCIM 2.0 など)
    • ユーザー追加・変更・削除が自動反映され、大規模組織の管理負荷を軽減する。
  • 監査ログ(最大 13 ヶ月保存)
    • ユーザーの操作履歴を CSV 形式でダウンロード可能で、インシデント調査に利用される。

Backlog とヌーラボ製品群は、以下の国際規格の認証を取得している。

  • ISO/IEC 27001(情報セキュリティマネジメントシステム)
  • ISO/IEC 27017(クラウドサービス向け ISMS)
  • ISO/IEC 27018(パブリッククラウドにおける個人情報保護)

これらの認証は、クラウドサービス提供事業者としての情報セキュリティ管理・運用体制が国際基準に準拠していることを示している。[24]

関連項目

脚注

外部リンク

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