DNAワクチン
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新型コロナウイルス用ワクチンの開発
DNAワクチン技術は、エイズやインフルエンザなどの感染症、がん、アレルギー、アルツハイマーなどの疾患に対して開発の進んでいる次世代のワクチンで、抗原蛋白質をコードする遺伝子形で抗原を生体に接種するという、分子生物学的技術を取り入れた最先端の免疫法である[2]。
しかしその一方で、DNAワクチン接種がなぜ効くのかの解明はあまり進んでおらず[要出典]、より効果的なワクチンの開発や副作用の予防のためにも、免疫学的・生理学的作用メカニズムの解明が急がれている。
2019新型コロナウイルスは、短期間かつ急激に感染が拡大したため、研究機関や医薬品メーカーの手によりワクチンの開発が早急に進められることとなった。しかし、従前の鶏卵を使用したワクチンの製造技術は生産性が低いうえに確実性がないとして、他の生産手法、技術についても盛んに模索が行われた。DNAワクチンは、その一つとして有望視されており、2020年3月には日本のアンジェスが大阪大学、タカラバイオと共同でDNAワクチンの開発することを発表したほか、同年4月にはアメリカのメーカー、イノビオ・ファーマシューティカルズが臨床試験を始めたことが公表されている[3][4]。