ELECTROMANCER
From Wikipedia, the free encyclopedia
access活動休止後初のソロアルバム。
2013年9月11日、ソニー・ミュージックダイレクトより、リマスタリングを施し、Blu-spec CD仕様で再発された。初回限定盤にはトレーディングカードが封入。
録音
1995年2月12日、オナペッツのプロデュース・幕張メッセでの「MACWORLD Expo」の鑑賞・テレビゲームと仕事と遊びを並行しながら、アルバム制作を始めた[2]。
1995年2月下旬、本来のスケジュールであればアルバム制作作業の半分ができていなければならなかったが、実際には3曲のビジョンが見えている程度だった。ボーカリストも見つからず、手当たり次第に何人ものボーカリスト候補に歌ってもらった。その時の浅倉の生活サイクルは、夕方にスタジオに入って、夕食を食べながらニュースを見て、深夜0時にスタッフが帰るとテレビゲームをしながらレコーディングに入り、帰るのはいつも朝だった[2]。
1995年3月5日、浅倉が担当するボーカルのレコーディングをした[2]。
1995年3月19日、リードシングル3枚のジャケット写真を撮影した[2]。
1995年4月11日、トラックダウン・プロモーションビデオ撮影のためにロサンゼルスへ出発した[2]。
1995年4月29日、メキシコにてプロモーションビデオ撮影[2]。
1995年4月29日、帰国[2]。
音楽性
タイトルは「Electro」と「Romancer」を掛け合わせた造語である。「近い将来にニューロコンピュータみたいなものが出てきて、人間の精神がそのままコンピュータの中に入り込めて、自分で直接見たり感じたりできる様になる新人類的な人がどんどん出てくるだろう」という予感がして、そのような「ニューロコンピュータのインナースペースを縦横無尽にコントロールできる人」を「ELECTROMANCER」と例えた[2]。
歌詞の全体的なコンセプトは「現実世界の中で、ふとした瞬間に身近な場所で、非現実的な世界の入り口が見つかる」ところから広げていった[3]。
浅倉は「色んなジャンルの音がめくるめく感じで、ビデオドラッグみたいに画面が次から次へと色んな刺激が目からも耳からも」[2]「accessでは出来なかったことをやる」をコンセプトに、アレンジ・楽曲に合致し、自分が聴きたい声を探すために、ボーカリストをオーディションで決めた[4]。
1995年1月より、メインで使用するミュージックシーケンサーをLogic Audioに変更した。4部音符を960分割して、今までは扱いにくかった生音もシンセサイザーのデジタルデータと一緒に扱えるようになり、「ボーカルもアレンジしたデジタル上のデータ」として編集することに重点的に使用した[5]。
ミュージック・ビデオ
CD-ROM
初回限定盤には、浅倉がaccessの楽曲・レコーディングで使用されたシンセサイザー・自身のプライベートなどについて語ったインタビュー動画やミニゲーム等を収録したパソコン用CD-ROM「mediaROMancer」が付属された[2]。
「PERSONAL DATA」では、ロサンゼルスでのインタビューを中心に、浅倉の1995年までの時点のフィルモグラフィが公開された[6]。
「MUSIC」では、浅倉が関わった全てのシングル・アルバム・ビデオの発売日・ジャケット・商品番号が収録された。一部の音源が数十秒程試聴できた[6]。
「EQUIPMENT」では、本作でメインで使用されたシンセサイザーについて、配線図付きで紹介された。浅倉が楽器についてコメントしたインタビュー動画も収録された[6]。
「ENTERTAINMENT」では、ライブ・ロサンゼルスでのショット等で構成されたポートレート集・最新PV・本作のメイキング・ミニゲーム・浅倉自身が制作したCGが収録された[6]。
CD発売日と同日に「DA NETWORK」が公開された。パソコンにCD-ROMを入れると、モデムと電話回線を介して簡単に接続が可能だった[2]。「浅倉大介からのメッセージ」「彼へのメール」「新譜・ライブ速報」「MIDIとシンセサイザーの広場」「みんなの交流の場」等のコーナーが設置された[6]。