Etherpad

オープンソースソフトウェア From Wikipedia, the free encyclopedia

Etherpad(旧称:EtherPad[2][3])はウェブベースコラボレーション型リアルタイムエディタ英語版であり、オープンソースソフトウェアである。

開発元 Etherpad Foundation
初版 2008年11月 (17年前) (2008-11)
最新評価版
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安定版
2.5.3[1] / 2025年11月5日 (4か月前)
概要 開発元, 初版 ...
Etherpad
Etherpad 1.8.4 with two plugins enabled
開発元 Etherpad Foundation
初版 2008年11月 (17年前) (2008-11)
最新評価版
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安定版
2.5.3[1] / 2025年11月5日 (4か月前)
リポジトリ ウィキデータを編集
プログラミング
言語
JavaScript (node.js)
対応OS クロスプラットフォーム
対応言語 英語
種別 コラボレーション型リアルタイムエディタ英語版
ライセンス Apache License 2.0
公式サイト 公式ウェブサイト
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複数人でテキストを同時に編集することが可能であり、各々の編集した部分を対応する色で示すことが可能である。またサイドバーにはチャット機能が存在し、コミュニケーションを取りながらテキストを編集することが可能となっている。2008年プロプライエタリソフトウェアとして発売されたが、2009年12月Googleによって買収され、Apache License下のオープンソースソフトウェアとなった。2020年現在はEtherpad Foundationが開発を行っている。

特徴

すべてのユーザーが「Pad」と呼称されるドキュメントを作成可能であり、これをそれぞれのPadに固有に割り当てられるURLを通して他のユーザーも同時に編集することが可能である。すなわちそのPadのURLを知っているものであれば誰でもそのPadにアクセスし編集することが可能であるが、パスワードを用いて意図しないユーザーによるアクセスを防ぐことも可能である。変更のマージについては操作変換(OT)によって行われる。

Etherpadは一定の短い間隔でドキュメントを自動的に保存するが、編集に参加したユーザーは特定の保存された状態を各々のデバイスに保存することが可能である。また、タイムスライダーを用いることによって参加したすべてのユーザーは過去にどのような編集を行われたかを閲覧することが可能である。このようにして作成されたドキュメントはプレーンテキストHTMLOpenDocumentOffice Open XMLPDFなどのフォーマットで保存することが可能である。

EtherpadはAppJet英語版プラットフォーム上に構築されており、Cometによって共同作業機能が実装されている[4][5]

歴史

公開

2008年11月19日に、David Greenspan・アーロン・イヴァ英語版・J.D. Zamfirescuによってetherpad.com上において公開された。彼らのうちDavid Greenspanを除く人物はGoogleの従業員であった[6]。その後、元Google従業員のDaniel ClemensとデザイナーのDavid Coleが参加した[7]

同年11月21日にはスラッシュドットにおいて紹介された[8]。このため多数のアクセスを受け、サイトが著しく低速となってしまった(スラッシュドット効果)。EtherPad(当時)はアクセス状況が改善するまでの間、クローズドベータ版に戻すことによって新規Padを作成できないように制限を加えたが、既存のPadに対しては特に制限を行わなかった[9]。ソフトウェアの書き換えが完了した後、2009年1月29日には新バージョンが公開され[10]、同年2月3日には再び誰にでも使用可能となった[11]

Googleによる買収

Google Waveが発表された際、EtherPad開発チームはEtherPadが持つ機能はシンプルであるため、EtherPadのほうが便利であると発表した[12]。しかしながら2009年12月4日に、Google Waveへの統合のためGoogleに買収され、EtherPadユーザーに対してはGoogle Waveへの招待状が送られた[13]

オープンソース化

Googleは2009年12月17日に、EtherpadのソースコードをApache License 2.0において公開した[14]。これに伴ってJSMin英語版がライセンスの関係上排除された[15]

オープンソースで公開されたため、多くの人々がEtherpadサーバーを立ち上げた[16]。このようにEtherpadをインストールした人々がfreenodeの #etherpad チャネルにおいてミーティングを行った[17]後、Etherpad Foundationを立ち上げた。この組織は2020年現在も開発を行っている[18]

Etherpad Lite

Etherpad Liteは、オリジナルのEtherPadがJavaScalaを用いて構築されていたのに対して、JavaScriptNode.jsを用いて書き直されたソフトウェアである[19]。しかしオリジナルの同期ライブラリである「Easysync」はそのまま利用されている。

Etherpad Liteは以下のオリジナルには存在しなかった機能を備えている。

またLaTeXMarkdown出力[29]に対応したほか、translatewiki.netにおいてローカライズが行われている。

脚注

関連項目

外部リンク

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