F1手榴弾 (オーストラリア) From Wikipedia, the free encyclopedia 種類 防御手榴弾原開発国 オーストラリア[1]重量 375 g[1]全長 96 mm[1] F1 派生型のF3訓練用手榴弾種類 防御手榴弾原開発国 オーストラリア[1]諸元重量 375 g[1]全長 96 mm[1]直径 59 mm[1] 有効射程 6 m[1]弾頭 RDX爆薬[2]炸薬量 62 g[2]テンプレートを表示 F1は、オーストラリアで開発された防御手榴弾[1]。オーストラリアン・ディフェンス・インダストリーズ(現:タレス・オーストラリア(英語版))で製造され、オーストラリア国防軍で制式採用された[1][3]。 対人用の防御手榴弾(破片手榴弾)で、オリーブドラブ色の円筒形弾体を持ち、上部は危険物を示す黄色に塗装されている[4]。安全ピンを抜いてレバーが外れてから3.5 - 5秒後(遅延時間は運用者により異なる)に起爆する仕組みで、アルミニウム製弾殻の内部には62グラムのRDX爆薬と、その周囲に4,000個の2.5ミリ鋼球が充填されており、起爆すると鋼球が飛散して周囲の人員を殺傷する[1][2][4]。致死半径は6メートル、安全半径は30メートルである[1]。 運用 1999年にオーストラリア国防軍で制式採用された[1][注釈 1]。 2006年に中東での戦闘中にF1の不発が報告され、さらに2007年9月にオーストラリアのビクトリア州の試験場で暴発事故により民間職員が重症を負う事故があったことから、運用を一時中断し、代替としてアメリカ製のM67手榴弾を調達した[3]。調査の結果、手榴弾に技術的問題はないとされ、2007年10月には運用に復帰している[3]。 2013年、タレス・オーストラリア社はドイツのディール・ディフェンス社と協力し、より低感度の爆薬を使用する派生型を開発すると発表した[3]。 2026年時点で、オーストラリア陸軍の公式ウェブサイトに保有装備として掲載されている[2]。 派生型 F3 弾体内部に少量の炸薬を充填する訓練用手榴弾で、実際に閃光と爆発音を発生させられるが、弾体は損傷せず周囲に被害も及ばないようになっている[1]。炸薬を再装填することで繰り返し使用が可能[1]。 脚注 [脚注の使い方] 注釈 ↑ 2006年導入とする資料もある[4]。 出典 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 Richard D. Jones & Leland S. Ness (2011-01-27) (英語). Jane's Infantry Weapons 2011-2012. Janes Information Group. pp. 855-856. ISBN 978-071062947-0 1 2 3 4 “Grenades”. オーストラリア陸軍. 2023年1月1日閲覧。 1 2 3 4 “F1 Australian Anti-Personnel Grenade”. odin.tradoc.army.mil. アメリカ陸軍 (2024年7月2日). 2026年1月1日閲覧。 1 2 3 “F1 Fragmentation Hand Grenade”. awm.gov.au. The Australian War Memorial. 2026年1月1日閲覧。 Related Articles