Fade into black cosmos
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| 『fade into black cosmos』 | ||||
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| ACID ANDROID の スタジオ・アルバム | ||||
| リリース | ||||
| ジャンル |
ロック ニュー・ウェイヴ エレクトロ・ポップ インダストリアル | |||
| 時間 | ||||
| レーベル | track on drugs records | |||
| プロデュース | yukihiro | |||
| チャート最高順位 | ||||
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| ACID ANDROID アルバム 年表 | ||||
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| 『GARDEN』収録のシングル | ||||
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『fade into black cosmos』(フェイド イントゥ ブラック コスモス)は、日本のロックバンド・L'Arc〜en〜Ciel、geek sleep sheep、Petit Brabanconのドラマー、yukihiroのソロプロジェクトであるACID ANDROIDの5作目のアルバム。2025年8月6日発売(フィジカルはライヴ会場および通信販売限定)。発売元はDanger Crue Records内の自主レーベル、track on drugs records。
音楽性・録音作業
前作『GARDEN』以来約7年4ヶ月ぶりの5作目となるフルアルバム[2]。
また、本作には2023年7月から9月にかけてデジタルシングルとしてリリースされた「dealing with the devil」「pale fire」「demonstration」「idea」の4曲をリアレンジ・リテイクしたバージョンや、2006年に発表した楽曲「let's dance」のリアレンジ・リテイクバージョンを含む、全8曲が収録されている。
自身の原点である1980年代のニュー・ウェイヴなどを意識し制作した前作『GARDEN』から引き続き、ジャーマン・ニューウェイヴ[2]やエレクトロ[2]、ボディミュージック[2]といったyukihiroの音楽体験が反映されたものになっている[2]。
また、本作には活動最初期から2010年頃までACID ANDROIDのコンセプトの一つとしてあった「インダストリアルの要素」を含んだ楽曲も収録されている[3]。yukihiroは今回の制作を振り返り「曲を作り始めたときはそんなに(アルバム全体のイメージは)なくて、単純にアイデアを形にしていこうということだけでした。もちろん”こういう曲を作ろう”と思って作り始めてはいるんですけど、それが全体のコンセプトだったかと言われるとそうではなくて。ただ、途中からはインダストリアルを少し意識するようになっていきました[3]」と述べている。また、「別にインダストリアルがこのアルバムのすべてではないですし、(制作のときに)ワードとして意識するようになったくらいです[3]」と語っている。
本作の制作では、前作までと同様にyukihiroがシーケンストラックの制作やアレンジ、ミックスを手掛けている[2]。また、前作から引き続きyukihiroが生のドラムを一切叩いておらず、音源にはリズムマシンのRoland TR-808とTR-909の実機で鳴らしたリズムがメインで使用されている[4]。
今回のレコーディングでは、2016年に開催したライヴ「acid android live 2016」からサポートギタリストとして参加しているKAZUYA(Lillies and Remains)がすべての楽曲のギター録りを行っている。また、2014年に発表したデジタルシングル「the end of sequence code」のギターレコーディングに参加したKENT(Lillies and Remains)が、今回はヴォーカルメロディのアレンジャーとして6曲の制作に参加している[2]。
楽曲について
本作に収録された楽曲は、2018年の前作『GARDEN』発表直後から作り始められており[3]、アルバムを意識した制作に関しては「2023年に4曲連続で(「dealing with the devil」「pale fire」「demonstration」「idea」を)配信リリースをした段階」で見据えていたという[3]。そしてデジタルシングルの配信リリース後、L'Arc〜en〜Cielやgeek sleep sheep、Petit Brabanconといったバンドの活動期間の合間に制作を進めていき、2025年にアルバムが完成に至っている。なお、先行配信したデジタルシングル4曲は、元の音源からほぼオケが変わっていないが[3]、歌とギターに関してはすべて録り直されている[3]。
収録曲の歌メロは、デジタルシングルとして先行発表していたものを含め、本作の2曲目に収録された「let's dance #2」と本作の8曲目に収録された「dealing with the devil #2」の2曲以外をすべてKENT(Lillies and Remains)が手掛けている[5]。楽曲制作を進めるうえで、yukihiroの中に「自分でやっているとどうしても最初のイメージから離れられない[5]」という思いがあり、今回KENTに歌メロ制作を依頼するに至ったという[5]。なお、前記2曲のメロディのみを変えなかった理由について「「let’s dance」は、今あえて歌メロを変える必要はないかなと思ったし、「dealing with the devil」はある程度完成しているメロディだと思えていたので、そこは手をつけずにおきました[5]」と述べている。
本作の2曲目に収録された「let's dance #2」は、原曲である2006年発表の楽曲「let's dance」から大幅にコンセプトが変更されている。2006年頃、yukihiroは「生演奏とシーケンスをどう融合するか[3]」をテーマとしていたが、今回アルバムを制作するにあたり「生演奏だったものを打ち込みで作ってみたい[3]」という思いがあり、「let's dance #2」として打ち込み主体で作り直すことにしている。なお、近年のライヴでは「let's dance」を披露する際に生音部分を打ち込みに変えるアレンジをしていたこともあり[3]、本作収録版の仕上がりについてyukihiroは「個人的にはそんなに違和感はなかった[3]」と語っている。ちなみに本作収録版では、2010年代後半以降の公演で披露していたライヴアレンジ版の「let's dance」から、冒頭のギターやシンセフレーズが新たに追加されている[3]。
また、本作に収録された楽曲の歌詞は、日本語歌詞が多くのせられた前作から打って変わり、すべてが英語詞で手掛けられている。また、今回のアルバムに収められた楽曲のリリックはSFの要素を感じさせるものが多いが[5]、yukihiroはこのことに関し「自分がモチーフにするものはそういう(SF的な)ところもあるので、自然とそういう歌詞になりますね[5]」と述べている。
アルバムタイトル、アートワーク
アルバムタイトルを決めるうえで、本作の収録曲に対しyukihiroの中で「モノクロなイメージ[4]」があり、『black』という単語を使う考えが最初にあったという[4]。
ジャケットの表側のアートワークには、ACID ANDROIDの作品では初めてyukihiroの姿が登場している[4]。自身の姿をジャケットに採用した理由について「今回はそういうイメージだったんですよね。今までになかったし、いいタイミングかなって[4]」と語っている。なお、今回のジャケット撮影はyukihiroの音楽活動において、長年アーティスト写真の撮影を担当してきたフォトグラファーの岡田貴之が行っている。
リリース形態
本作は、前作から引き続き自主レーベル、track on drugs recordsよりリリースされている(規格品番はTODR-022)。そして、デンジャー・クルー・エンタテインメントをディストリビューターとし発売されている。なお、本作は通常盤(CD+BOOKLET)の1形態でリリースされており、20頁のブックレットが付属している[6]。また、フィジカル販売はライヴ会場とMAVERICK STOREでのみ行われており[6]、一般流通はされていない。
収録曲
| # | タイトル | 作詞 | 作曲 | 時間 |
|---|---|---|---|---|
| 1. | 「pale fire #2」 | yukihiro | yukihiro | |
| 2. | 「let's dance #2」 | yukihiro | yukihiro | |
| 3. | 「idea #2」 | yukihiro | yukihiro | |
| 4. | 「veil of night」 | yukihiro | yukihiro | |
| 5. | 「wrong regularity」 | yukihiro | yukihiro | |
| 6. | 「demonstration #2」 | yukihiro | yukihiro | |
| 7. | 「level 9」 | yukihiro | yukihiro | |
| 8. | 「dealing with the devil #2」 | yukihiro | yukihiro |