GRiDPad
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GRiDPadは、1989年にサムスン電子によってGRiD Systems Corporationのために製造されたタッチスクリーン式のタブレットコンピュータである。これは一般消費者向けに市販された世界初のタブレットコンピュータとみなされている.[1]。ジェフ・ホーキンスは、彼の最もよく知られている発明品Palm(PalmPilot)の先行製品として、このタブレットを使用していた。

仕様
GRiDPadのサイズは9 x 12 x 1.4インチで、重量は4.5ポンドである[2]。当時の製品と比べて特筆すべき点は、有線スタイラス(指よりも正確な位置をタッチできるペン状のポインティング・デバイス)を利用したタッチスクリーンのインターフェースに手書き文字認識ソフトウェアが搭載されていた。他にも以下のような特徴を備えていた:[2]
- 10 MHz 80C86プロセッサ
- MS-DOS – IBM PC互換機で使用されていた当時の一般的なOS
- 解像度640x400、単色のColor Graphics Adapter (CGA) ディスプレイ
- 256kBまたは512kBのバッテリー搭載RAMカード
- 1mBまたは2mBのシステムメモリ
- シリアルポート一つ、ATA-FLASHスロット二つ、および拡張バスコネクタ
アメリカ陸軍は、このタブレットを在庫管理に利用するため、マグネシウムのボディでできた耐久性の高いバージョンの仕様をまとめたが、一般には市販されることはなかった。マグネシウムを採用した理由は、頑丈かつ軽量で、頻繁の使用にうってつけであったためである[3][4]。
GRiD Systemsの技術者によって1992年に提出された特許によると、GRiDPadのタッチスクリーンはシステム内の直交座標系を拡大し、変位を計算することで機能する[5]。ジェフ・ホーキンスによるさらなる特許では、風景と肖像の間のスクリーンの角度を動かす仕組みが記述されている[6]。