HDR10

From Wikipedia, the free encyclopedia

より一般的にはHDR10として知られるHDR10メディアプロファイルは、2015年8月27日に公開された、全米家電協会英語版が策定した公開のHDR規格である[1]。HDR形式の中では最も広く普及している[2]

PQ10はメタデータがないことを除けばHDR10と同じものを示している[3]

HDR10の定義は以下の通り:[4]

  • EOTF: SMPTE ST 2084(PQ
  • ビット深度:10ビット
  • 原色色度:Rec.2020Rec.2100の原色と同一)
  • 静的メタデータ:SMPTE ST 2086(マスタリングディスプレイの色域体積)、MaxFALL、MaxCLL
  • クロマ・サブサンプリング:4:2:0(圧縮映像源用)

PQ10はPQ,10ビットおよびRec. 2100の原色色度を用い、一切のメタデータを有しないHDR形式を示す[3]

HDR10では、厳密に最大10,000cd/m2のピーク輝度に制限されているが、一般的なHDR10コンテンツは1,000~4,000cd/m2のピーク輝度でマスタリングされている[5]

HDR10はSDRディスプレイに対する後方互換性は有していない。

HDR10コンテンツよりも色域体積が小さなHDR10ディスプレイ(例えば、ピーク輝度の表示能力が低いなど)では、HDR10のメタデータがコンテンツを調整するのに役立つ[6]。しかしながら、このメタデータは静的(映像全体で一定)であり、さらにどのように調整するべきかは示さないので、決定はディスプレイにまかされ、制作者の意図が再現される保証はない[7]

HDR10と競合する形式にはドルビー・ビジョンHDR10+(それぞれのディスプレイで、シーンごとないしフレームごとの制作者の意図を維持するのを可能とする動的メタデータを提供する)およびHLG(SDRとのある程度の後方互換性を有する)がある[6]

採用

関連項目

脚注

Related Articles

Wikiwand AI