HG76船団
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運航経過
HG76船団は1941年12月14日、ストーク座乗のウォーカー中佐率いる護衛艦群の護衛されてにジブラルタルから出航した[2]。ウルフパックゼーロイバーはサン・ヴィセンテ岬の南に哨戒線を形成したが、船団はそれに発見されること無く通過した。
この時「U127」は、ジブラルタルへ向かう途中だったオーストラリア駆逐艦「ネスター」を含む4隻の駆逐艦部隊に発見された[3]。「ネスター」は砲撃を行い、「U127」が潜航すると爆雷を投下した[3]。また、同行していたほかの駆逐艦も爆雷攻撃をおこなった。この攻撃により「U127」は撃沈された[4]。
12月16日、ボルドーから飛来したFw 200によって船団は発見された。これにより、「U108」が船団と接触し追跡を開始した。また、他のUボートも接近した。17日朝までには4隻のUボートが船団と接触した。同日、浮上した「U131」を「オーダシティ」のマートレットが発見[5]。「ストーク」、「エクスムア」、「ブランクネイ」、「スタンレー」、「ペンステモン」が現場へ急行し、潜航した「U131」を爆雷で攻撃した[5]。電池切れが近くなった「U131」は浮上したが、「スタンレー」がそれを発見し、3隻の駆逐艦と「ペンステモン」が攻撃に向かった[6]。また、マートレット1機が「U131」を銃撃しようとしたが逆に撃墜された[7]。「U131」は砲撃を受けて沈没した[7]。
18日、スタンレーがU-434を発見し、エクスムア、ブランクネイがデットフォードが攻撃に向かった[8]。潜航したU-434はブランクネイから攻撃と体当たりを受け浮上後沈没した。この際、ブランクネイは損傷した。U-434はスタンレーに対して魚雷1本を発射しているが命中しなかった[8]。
18日、「ブラックスワン」、「フォウィ」、「カーネイション」、「ラ・マローニ」が燃料補給のためジブラルタルへ向かった。また、「ブランクネイ」も修理のため「エクスムア」に護衛されて船団から離れた。
18日夕刻、「ペンステモン」が浮上中の「U574」を発見した[9]。「U574」は浮上したまま逃走し、「コンヴォルヴルス」に対して魚雷2本を発射したが外れた[9]。そのままイギリス側は「U574」を見失ったが、今度は「スタンレー」が潜水艦発見を報告[9]。「スタンレー」の発光信号を視認した「U547」は魚雷2本を発射し、それが命中した「スタンレー」は沈没した[9]。全護衛艦艇が現場へと向かい、「U574」は浮上して逃走[10]。「ストーク」が追いつくと「U574」は潜航したが爆雷攻撃を受けて損傷し再び浮上し、「ストーク」から砲撃や銃撃を受けたあと衝突され沈んだ[10]。この戦闘の後、貨物船「ラッキンジ」(Ruckinge、2869トン)が「U108」の雷撃を受け被雷[10]。同船は「サムファイア」によって処分された。
19日、船団はFw 200による攻撃を受けるが損害は無く、「オーダシティ」の艦上戦闘機マートレットが2機を撃墜し1機を損傷させた。また、この日「U71」、「U567」、「U751」がボルドーから出撃した。この3隻が到着するまでの間、「U67」、「U107」、「U108」の3隻は追跡を続け攻撃をおこなったが、戦果はなかった。
21日、ボルドーからの3隻も加わり、Uボートによる攻撃が行われた。まずノルウェー貨物船「アンナヴォーレ (Annavore)」が「U567」の雷撃により沈没[11]。次いで「オーダシティ」が「U751」の雷撃により沈められた[12]。同じ夜、「デットフォード」が「U567」を沈めた。だが、その後「デットフォード」は「ストーク」をUボートと誤認して体当たりを行い、「ストーク」に収容されていた捕虜2名が死亡した[13]。
22日、船団に駆逐艦「ヴァンキッシャー」と「ウィッチ」が加わった。