HIMAC
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主加速器(シンクロトロン)
2重リング式シンクロトロンを使用することにより、最大約800MeV/核子(光速の約84%)まで加速可能。リング直径約42m、周長約130m。2重リング方式により、水平・垂直エネルギーを変化させ、的確に照射できる。
入射器
線型加速器
RFQ・アルバレ両方の加速器を使うことによって、約6MeV/核子(光速の約11%)まで加速が可能となる。
- RFQライナック
- 直径0.6m、長さ7.3mの線型加速器。800keV/核子(光速の約4%)まで加速可能。
- アルバレライナック
- 直径2.2m、長さ24mの線型加速器。6MeV/核子(光速の約11%)まで加速可能。
イオン源
- PIG型
- 治療に必要なビーム強度・安定した長寿命のイオン源を設計・製作。炭素(C)・窒素(N)・酸素(O)・ネオン(Ne)等、治療に必要な強度の確保可能。
- ECR型
- PIG型に比べ、さらに長寿命で比較的重い元素の多価イオン生成に適する。
治療室
多様な腫瘍でも照射治療ができるよう、どの重粒子線でも体内飛程:約30cmが必要。それらのビームを治療台近傍にあるスノート(照射筒)より患部に照射する。2重リング式の場合、垂直・水平ビームを使う治療が可能。治療に用いられるコースは垂直のみ、垂直・水平、水平のみの3コース(3室)がある(2009年6月現在)。hebtから入射してきたビームは散乱体、ワブラを通過し、リッジフィルタ、レンジシフタを通過し、MLC(Multi Leaf Collimeter)で重粒子での照射範囲をコリーメートし、ボーラスにて照射強度を形成する。