LDAPインジェクション

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コンピュータセキュリティにおいて、LDAPインジェクション(英: LDAP injection)とは、ディレクトリ・サービスに接続するために使用される通信プロトコルであるLDAP (Lightweight Directory Access Protocol) で表現される、インジェクション攻撃である[1][2][3]。これにより、機密性の高いユーザー情報が漏洩したり、情報を改ざんすることでWebアプリケーションを悪用される恐れがある。LDAPインジェクションは、内部の検索、追加、または変更関数に渡される入力パラメータを操作することによって、アプリケーションのセキュリティ脆弱性を悪用する。アプリケーションがユーザー入力を適切にサニタイズ(無害化)しない場合、攻撃者がLDAP文を改ざんすることが可能になる。

LDAPインジェクションは、ユーザー入力が適切にサニタイズされずに、動的に生成されるLDAPフィルタの一部として使用される場合に発生する。これにより、LDAPサーバー上で実行されるLDAP文が操作され、認証情報の閲覧、改ざん、または迂回が行われる可能性がある[1]

防御策

LDAPインジェクションは既知の攻撃であり、簡単な対策で防ぐことができる。クライアントから提供されるすべての入力は、悪意のある動作を引き起こす可能性のある文字がないかチェック/サニタイズされなければならない。入力検証では、LDAPクエリ言語の一部である特殊文字、既知のデータ型、正当な値などが存在するかどうかをチェックして、入力を検証する必要がある[2]。ホワイトリスト方式の入力検証を使用して、LDAPクエリに渡される前に不正な入力を検出することもできる。Web Application Firewallの利用も推奨されている[4]

関連項目

参考文献

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