LIVE福島 風とロックSUPER野馬追
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2009年と2010年の2度、ラジオ番組の風とロックと福島民報が主催し、ロック・フェスティバル「風とロック芋煮会」を開催していた。
しかしながら、2011年3月11日に東日本大震災が発生し、福島県が地震・津波・原発事故等で甚大な被害を受けることとなる。そのため、風とロック芋煮会として第3回となる今回は、これまでのイベントとは異なり、「被災した福島県を音楽の力で元気づけること」と「福島県のいまを世界に発信すること」を目的に実施されることとなった[1][2][3]。
フェスのメイン・スローガンは“NOTHING BEATS FUKUSHIMA, DOES IT ?”[4]。1日ごとに会場を変え、福島県内6か所(南会津郡只見町、会津若松市、耶麻郡猪苗代町、郡山市、相馬市、いわき市)を巡回することが発表された。また、世界に発信することを目的としていたため、YouTubeで全世界に生配信されることとなった[2][3]。
イベントには、福島県出身のサンボマスターや西田敏行のほか、BEGIN (バンド)、福山雅治らのアーティストが出演。全6日の観客総動員数は約2万2400人、YouTubeの生配信の総視聴回数は約191万回を記録した[3]。
開催日時・場所
| 開催年月日 | 開催会場 | 市区町村 | 集客数 | |
|---|---|---|---|---|
| 2011年9月14日 | 奥会津 | 季の郷 湯里 | 南会津郡只見町 | 約1500人[5] |
| 2011年9月15日 | 会津若松 | 鶴ヶ城公園 | 会津若松市 | 約1400人[6] |
| 2011年9月16日 | 猪苗代 | 志田浜 | 耶麻郡猪苗代町 | 約1100人[7] |
| 2011年9月17日 | 郡山 | 風とロックSUPER野馬追メインスタジアム
(開成山陸上競技場) |
郡山市 | 約15200人[8] |
| 2011年9月18日 | 相馬 | 相馬光陽ソフトボール場わいわいひろば | 相馬市 | 不明 |
| 2011年9月19日 | いわき | 日産自動車いわき工場 | いわき市 | 不明 |
| *集客数は福島民報の記事によるもの | ||||
出演者一覧
メディアミックス
書籍
イベントから2か月後の2011年11月11日、『LIVE福島 風とロックSUPER野馬追 僕らは君たちの恋人になりに来た』(講談社)として書籍化された。猪苗代湖ズやサンボマスター、福山雅治、西田敏行ら出演者のほか、関係者やイベント参加者のインタビューが収録されている[10]。
なお、サブタイトルである「僕らは君たちの恋人になりに来た」は、サンボマスターの山口隆がイベント内で発したセリフ[† 1]が由来となっているという[11]。
書誌情報
・講談社 編『LIVE福島 風とロックSUPER野馬追 僕らは君たちの恋人になりに来た』講談社、2011年11月11日。ISBN 9784062173735。
映画
| あの日 ~福島は生きている~ | |
|---|---|
| 監督 | 今中康平 |
| 製作総指揮 | 是枝裕和 |
| 公開 |
|
| 言語 | 日本語 |
イベント終了後、実行委員長・箭内道彦がドキュメンタリーとしての映像化を企画。映画監督の是枝裕和が制作総監修、今中康平が監督を務め、2012年に「あの日 ~福島は生きている~」のタイトルで映画化された[12][13]。なお、監督の今中は、今作が初監督作品[14][15]。
映画は、2013年開催の「風とロックLIVE福島CARAVAN日本」(風とロック芋煮会)の各ライブ会場で上映されたほか、一部の映画館・映画祭でも上映された[12]。そのほか、移動映画館「シネマキャラバン」の企画として、第61回サン・セバスティアン国際映画祭(2013年)でも上映された[16]。