LOCOS
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1) シリコン 2) 二酸化ケイ素
LOCOS(LOCal Oxidation of Silicon)とは、シリコンウェハー上のある領域に二酸化ケイ素を形成させ、Si-SiO2界面を周りのシリコン表面よりも低い位置に作る微細加工プロセスのこと。
この技術によってMOSトランジスタ同士を絶縁させ、クロストークを防ぐ。主な目的は、ウェハー表面の下を貫き通るシリコン酸化物の絶縁構造を作ることである。よってSi-SiO2界面は残りのシリコン表面よりも低い位置に作る。これは酸化物層をエッチングすることでは作ることができず、トランジスタを囲んでいる領域を熱酸化する必要がある。ウェハーの深さ方向に酸素が入り込み、シリコンと反応することでシリコン酸化物が形成する。こうして埋没した構造が形成される。
プロセスの設計と解析のため、シリコン表面の酸化にDeal–Groveモデルを使うのが有効である[1]。
典型的なプロセスは次の通り。
I. シリコン基板の用意 (層1)
II.パッド(バッファー)酸化物であるSiO2のCVD(層2)
III. Si3N4窒化物マスクのCVD (層3)
IV. 窒化物層(層3)とシリコン酸化物層(層2)のエッチング
V. シリコン酸化物の熱成長(構造4)
VI. 熱シリコン酸化物のさらなる成長(構造4)
VII. 窒化物マスク(層3)の除去
4つの基本的な層/構造がある。
- Si、シリコン基板、ウェハー
- SiO2、バッファー酸化物(パッド酸化物)、CVDシリコン酸化物
- Si3N4、窒化物マスク
- SiO2、絶縁酸化物、熱酸化物

