M3 (同人)
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| M3 | |
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東京流通センターで開催された「M3-2013春」の様子。第一展示場前にて撮影。 | |
| イベントの種類 | 即売会 |
| 正式名称 | Music Media-Mix Market[1][2][3] |
| 開催時期 | 春(4月下旬 - 5月上旬)・秋(10月頃)[4] |
| 初回開催 | 1998年3月21日(東京文具共和会館)[5] |
| 主催 | M3準備会 |
| 出展数 | 1200強[6] |
| 来場者数 | 約1万人[1] |
| 公式サイト | |
M3(エムスリー)とは、日本の同人イベントの1つである。製作者が音に関連した創作物をCDやDVDなどの媒体に記録し、その作品を自ら販売する音系即売会[1]を代表する存在となっている[2][3]。「M3」とは「Music Media-Mix Market」の略[1][2][3]。創作音楽のみならず、カバー音楽や二次創作作品・ドラマ・ムービー・ゲームなどの幅広いジャンルを扱い[1][2]、楽器や歌唱・MIDI音源・コラージュといった多様な表現技法が散見される[3]。参加者は毎回約1万人程度となっており[1]、2014年に実施された第34回における参加サークル数は1200を超えた[6]。
プロ・アマチュアを問わず[6]、製作者が音を用いて表現した同人創作物を主に扱い[1]、MIDI音源を使用した作品・生演奏を収録したバンドCD・ボーカロイド関連作品などもジャンルに含まれる[7]。頒布する媒体についても、音楽やデータを吹き込んだCDに限らず、ディスク表面にレーベルをプリントしていない白盤や、映像や写真を収録したDVD、ブックレットや写真集など、多様な形態での販売が行われる[7]。同人音楽としてリリースされる作品は、このイベントでの出展を目指して制作されることが多い[2][3]。同様の音系即売会としては、ボーカロイド関連の「THE VOC@LOiD M@STER」、同人ゲームシリーズ『東方Project』の二次創作を扱う「博麗神社例大祭」などが挙げられる[1]。
参加者は公式パンフレットを購入したのち、開催会場に入場することができる[1]。パンフレットは書店やアニメ・同人グッズ関連を取り扱う販売店のほか、当日の販売窓口でも購入でき[1]、参加者はそのパンフレットを参照しながら会場内を移動し、目当ての作品を買い求める[1]。参加サークルについての情報はWEB上でも参照可能で、開催される数週間前に公式サイトで参加サークルリストが掲示され、サークルのメインサイトおよびTwitterアカウントが併記される[6]。そのほか有志による独自のサークル検索サイトなども存在している[6]。
運営スタッフはボランティアによって招集され[1]、ボランティアが主体となってイベントが開催されている[6]。運営側は製作者と一般参加者(購入者)が直接交流できる余裕のある場を目指しており、制限付きでの[† 1]サインや握手といった触れあいも認めている[6]。
コスプレについては現在、会場側からの要請のため一般参加者は一切禁止、サークル参加者も自身のサークルスペース内および準備会の許可を得た企画内でのみ可能となっている。
歴史
反響

2015年に発行された『オトカルチャー 002』(ネコ・パブリッシング出版)によると、まず販売媒体としてのCDに言及し、多種多様なCDを買い求め約1万人が参加するM3を踏まえ、「『CDが売れないと言われて久しいメジャー音楽シーンとは何なのか?』という素朴な疑問すら胸に浮かんでくる」とした[1]。さらにM3におけるサークル参加者と一般参加者を「生産者と消費者という関係ではなく、同じイベントに違う立場で参加する仲間」と表現し、直接交流できる場であるからこそ「原始的な音楽シーンの熱量を体感でき」[† 2]、「その熱こそが10年以上に渡って途切れることなく『M3』に集まるクリエイティビティの根源といえるだろう」と結んだ[7]。
