Mammal Species of the World
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1982年に発行された初版は J. H. Honacki et al. によって編集され、4,170種を掲載した。
1993年にダン・E・ウィルソン(Don E. Wilson)とディーアン・M・リーダー(DeeAnn M. Reeder)によって編集された第2版が発行され、4,629種を掲載し、既存の172種について初版から説明が更新された。
2005年にウィルソンとリーダーによる第3版が発行され、5,416種を掲載し、2007年にオンライン版が公開された。オンライン版はバックネル大学が運営し、一部のみGoogle Booksで閲覧できるようになっている。第3版では有効亜種を含む異名リストが追加され、英名が併記されている。
リーダーと K. M. Helgen によって編集された第4版の発行が予定されている[3]。
評価と後継
本川雅治らは第3版について「世界の哺乳類の分類体系を網羅した特筆すべき出版物」と評している[4]。一方で欧米の研究者による著書であることから東アジア地域の情報は曖昧であり、例えば日本の北海道、本州、九州、四国、琉球列島といった区分で不正確な記述があることが指摘されている[4]。第3版の体系を修正したものはのちに出版された『The Wild Mammals of Japan』に反映されている[5]。日本哺乳類学会が出版した「世界哺乳類標準和名目録」の底本としても第3版が採用されている[6]。
本書の内容更新を目的として設立されていたアメリカ哺乳類学会(American Society of Mammalogists)の委員会であるChecklist Committeeは、オンラインでのデータベース構築を目的とするBiodiversity Committeeに再編された[7]。このデータベースは2018年にMammal Diversity Database(MDD)として公開された[8]。