Mezzo piano (ファッション)
日本のファッションブランド
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mezzo piano(メゾ ピアノ)は、ナルミヤ・インターナショナル(以下:ナルミヤ)の女の子向けファッションブランド。
概要
「mezzo piano」は1988年に登場したブランドで、ナルミヤの子供服ブランドにおいては最も歴史の古いブランドである。イタリア語に直訳すると音楽記号のメゾピアノと同じで「やや弱く」という意味である。現在は「pom ponette(ポンポネット)」・「Lindsay(リンジィ)」と、かつては「ANGEL BLUE(エンジェルブルー)」と共にナルミヤの主力ブランドであり、百貨店のナルミヤコーナーの多くを占めている。
乳幼児から小学校中学年までの女児をターゲットとした「mezzo piano」と小学校高学年・中学生のティーンに当たる少女をターゲットとした「mezzo piano junior」及び「Melteen」があり、140サイズ(標準体型の身長140cmに対応したサイズ)を境に分かれ、百貨店によっては売り場も分かれていることがある。 公式キャラクターはうさぎをモチーフとした「みみ」と「ベリエ」、くまをモチーフとした「ぽぽ」・「ブルーベリエ」・「コロン」が存在する。「pom ponette」や「Lidsay」などナルミヤの他のブランドと比べるとピンク色、水色といったパステルカラーや白色が基調であったり、筆記体のロゴ、フリルを多用し、女の子らしさを強調した服が多い。また両ブランドともバッグやポシェット、財布、髪飾りといった服飾小物も多数発売され、「mezzo piano」では女子用のランドセルも展開している。
2010年代中盤までは「mezzo piano」では「みみ」・「ぽぽ」が、「mezzo piano junior」では「ベリエ」・「ブルーベリエ」・「コロン」のキャラクターをプリントしたり、刺繍やワッペンで表現された服が多かったが、2010年代後半からは「mezzo piano」・「mezzo piano junior」ともキャラクターが省かれた服が多くなっている。
「mezzo piano junior」 は1999年頃誕生したブランドで2009年で10周年を迎えた[1]。10周年記念で『ラブベリーxリカコx MEZZO PIANO JUNIOR』のイベントが催された[2]。mezzo pianoは『ニコラ』・『ニコ☆プチ』(新潮社)、『ラブベリー』(徳間書店)[3]、『ピチレモン』(学研ホールディングス)、『DiaDaisy』(小学館)[4]などティーン向けのファッション誌によく掲載されるブランドである[5]。
「Melteen」 は2020年に誕生した派生ブランドで、「量産型女子」「ヲタ活女子」「地雷系女子」のキーワードと「大人でも子供でもない曖昧な女の子のかわいいを叶えるブランド」というコンセプトのもと、小学生高学年以上の少女をターゲットにしたブランドである[6]。160サイズは婦人服のMサイズを基準にしているため、「mezzo piano junior」と比べて服が細めに作られている[7]。2021年1月現在はオンラインのみで展開されている[8]。
「mezzo piano junior」で前述のキャラクターがプリントされた服が多かった頃は、派生商品としてキャラクターを省いて大人っぽくした「mezzo piano crystal」も存在した。
歴代イメージモデル
『ニコ☆プチ』の専属モデルが務めている。過去には『ラブベリー』と『ピチレモン』の専属モデルも務めていた[9]。
- 坂田梨香子 (2009年)
- 西埜実見 (2009年~2010年春)
- 未来穂香 (2010年春~2013年春)
- 田尻あやめ (2011年秋〜2012年夏)
- 阿部紗英 (2011年秋〜2013年夏)
- 金泉杏美 (2012年秋〜2013年夏)
- 荒川ちか (2013年夏〜2015年冬)
- 桃果 (2013年秋〜2014年夏)
- 関りおん (2013年秋~2015年夏)
- 涼凪 (2015年秋〜2016年夏)
- 伊藤小春 (2015年秋〜2016年夏)
- 高田凛 (2016年秋〜2018年夏)
- 林芽亜里 (2016年秋〜2019年夏)
- 藤村木音 (2018年秋〜2019年夏)
- 高比良由菜 (2019年秋〜2020年夏)
- 藤岡舞衣 (2020年秋〜)
- 飯尾夢奏(2022~2023)
- 鎌田英怜奈(2023~2024)
タイアップ
コラボ中止騒動
「しぐれうい×mezzo piano」コラボレーション中止騒動
2026年9月に発表された、イラストレーター兼VTuberのしぐれういと、ナルミヤ・インターナショナルが展開する子ども服ブランド「mezzo piano(メゾピアノ)」のコラボレーション企画を巡る一連の騒動、およびそれに伴う脅迫事件である[10]。
2026年9月15日、企画会社である株式会社colyの運営により、ポップアップショップ「しぐれうい×mezzo piano」の開催と限定グッズの販売が発表された。しかし、しぐれういの代表曲である「粛聖!! ロリ神レクイエム☆」が『9歳の女児が小児性愛者を挑発するという内容[11]』の作品であったため、実在の女児・ジュニア向けブランドである「mezzo piano」のブランドイメージや児童保護の観点から、「女児向けアパレルブランドとのコラボレーションとして不適切ではないか」とする批判や懸念の声がSNSを中心に急速に広がった。その後、この批判は単なる意見表明に留まらず、インターネット上で関係者への暴力を示唆する脅迫行為へと発展。安全確保が困難と判断されたため、発表からわずか2日後の2026年9月17日に企画の全面中止が発表された[12][13]。
中止発表から2日後の9月19日、しぐれういがYouTubeで生配信を行い、中止となった子ども服ブランド「mezzo piano」とのコラボレーションについて自身の見解を述べた。今回のコラボレーションについて「一般的な印象からすると今回のコラボは確かに不適切だったなって私は思います」と発言。また、ブランド側は立場上こうした見解を表明することが難しいとして、「私が言います」と説明した[14]。
また、配信の最後にはファンに対し、「今後この件に関して何を思っても一切お気持ちせず、擁護せず、議論せず、一旦ここでおしまいにして、ここから先はちょっと自分の人生を送ったりとか楽しい話をしていただいてもよろしいでしょうか」と述べ、本件について、冷静に対応するよう呼びかけた。
なお、同曲に関しては2023年にも、学校教材・教育玩具メーカー「アーテック」が同楽曲のミュージックビデオ内で、アーテック製の防犯ブザー「レモンII」に似たアイテムが使用されたことに、アーテックの公式X(旧Twitter)やYouTubeチャンネルが、肯定的な反応を示す投稿を行い、楽曲の主題が不適切であるという批判がSNS上で寄せられたため、アーテックは当該投稿を削除し、公式に謝罪した経緯がある[15]。
さらに、“元うたのおにいさん”横山だいすけが、TikTokに同曲を用いたダンス動画を投稿し、同様の批判を受け「全ては僕の不徳の致すところ」と謝罪し、 アカウントも削除した経緯がある[16]。