Not even wrong
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概して理論物理学者ヴォルフガング・パウリを嚆矢とすると言われる。彼は誤った考え方やミスを含む考え方に対して色彩豊かな反論をする人物として通っていた。[1][2]
ルドルフ・パイエルスが記録する所によれば、
「ある友人がパウリに若い物理学者の論文を見せた。あまり価値のない論文だと思ったが、パウリの見解を聞きたかった。パウリは悲しそうに『Not even wrong』と言った」[3][4]
「それは正しくないだけでなく、間違っているとも言えない」とも引用できる。パウリの母国語であるドイツ語ならこう書かれるであろう。
"Das ist nicht nur nicht richtig; es ist nicht einmal falsch!"
パイエルスは、この類の表層的引用が蔓延している事を取り上げまた、パウリがレフ・ランダウに「あなたが言ったことはあまりにも乱絡で、ナンセンスかどうか判断できない」と返答したという別の例も挙げている。[3]
パイエルスのこのモデルでは、単純に間違っているもの(例えば、事実から論理的な誤りによって誤った結論に至るもの)と、誤りを証明することが絶望的なものとを明確に区別する。[5]