N・P

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N・P』(エヌ・ピー)は、吉本ばなな小説

2020年に日本・ベルギー合作で映画化された。

1990年12月25日、角川書店より刊行された。1992年11月、角川文庫として文庫化された。

自殺した作家・高瀬皿男の小説「N・P」をめぐる、激しい愛の物語。

吉本ばなながそれまで取り組んでいた、オカルト宗教テレパシーシンパシー近親相姦などのテーマをすべて盛り込んだ作品である。しかし本人はあとがきで「力不足でやはりうまく書けなかった」と語っている。

登場人物

私(加納風美)
主人公で語り手。大学の英文学研究室で働く。
箕輪萃
作家・高瀬皿男の娘だが、親子と知りながら関係をもった過去がある。小説「N・P」に関連するものを集め続けている。風美と出会い、奇妙な友情を育む。
高瀬咲
作家・高瀬皿男の娘。萃とは異母姉妹だが、あえて交流はしていない。風美が勤務する大学で「N・P」を研究している。快活な性格で風美とも親しくなる。
高瀬乙彦
作家・高瀬皿男の息子で、咲の双子の弟。萃とは異母きょうだいであるにもかかわらず恋仲になる。咲と二人暮らし。
庄司
翻訳家。萃の恋人であった時期に「N・P」を紹介され、訳し始める。のちに高校生の風美を恋人にもつ。パーティーで咲・乙彦の姉弟を風美に紹介する。「N・P」翻訳途中で自殺する。
風美の母。翻訳家。ろくでなしの夫と離婚し、女手一つで二人の娘を育ててきた。

映画

脚注

外部リンク

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