OT-810

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配備先 チェコスロバキア
重量 8.5 t[1]
OT-810
種類 ハーフトラック
原開発国 チェコスロバキア
運用史
配備先 チェコスロバキア
諸元
重量 8.5 t[1]
全長 5.80 m[1]
全幅 2.10 m[1]
全高 1.75 m[1]
要員数 乗員2名 + 兵員10名[1]

装甲 最大12mm[1]
主兵装 Uk vz. 52またはUk vz. 59 7.62mm機関銃×1[2]
エンジン 空冷6気筒ディーゼルエンジン[1][2]
行動距離 600 km[3]
速度 52.5 km/h[1]ないし60 km/h[3]
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OT-810は、第二次世界大戦後にチェコスロバキアで開発された装甲ハーフトラック。ドイツが開発したSd Kfz 251装甲ハーフトラックをベースに、第二次世界大戦後にチェコスロバキアが改良した車両であり、1980年代後半まで運用された[2]

第二次世界大戦中、ドイツ軍はチェコスロバキアのピルゼンにあるシュコダの工場で、自軍のSd Kfz 251ハーフトラックを製造していた[2]。大戦後、工場はチェコスロバキア軍のためにSd Kfz 251の製造を行うことになり、1948年から製造が再開された[2]。これは大戦中にドイツ軍が装備した車両と基本的に同じ設計だったが、1950年代初頭からエンジンや兵員室などを改良した型の設計が始められ、1958年からOT-810として製造が開始された[1][2][3]。車両の試験時にはOT vz. 59との名称がつけられていたが、これは普及しなかった[3]

設計

基本設計はSd Kfz 251と同一であるが、エンジンは国産のタトラ社製空冷6気筒ディーゼルエンジン(120馬力)を搭載している[1][2][注釈 1]。また、原型はオープントップだが、OT-810では上部にも装甲が施されて密閉式車体となった[2]。車体は鋼板の溶接構造で、装甲厚は最大12ミリである[1][2]

乗員室には車長(無線手と機銃手を兼任)と操縦手の2名が搭乗し、乗員配置は右側が車長、左側が操縦手である[2]。兵員室には兵員10名が搭乗可能で、左右のベンチシートに5名ずつが向かい合わせに着座する[2]。車長席上部に円形ハッチ、兵員室上部に大型ハッチがあり、車体後部に両開き式の大型ドアがあった[1][2]

武装は、車長用ハッチにUk vz. 52またはUk vz .59 7.62ミリ機関銃1丁が取り付けられている[2][3]。また、兵員室側面などにガンポートが設けられていた[1]暗視装置やNBC防護装置などは装備していない[2]

運用

チェコスロバキア軍で採用され、1962年までに派生型を含めて約1,500両が生産された[1]。大半は兵員輸送車であったが、320両ほどは指揮通信車のOT-810/R2およびOT-810/R3で、ほかに60両ほどの装甲救急車と20両ほどの運転訓練車があった[3]

1964年に後継のOT-64装甲兵員輸送車が導入されると、兵員室上部にM59無反動砲を取り付けた対戦車車両に改造された[2]。改造により乗員が4名となり、車内に40発の弾薬を搭載していた[2]

OT-810シリーズは1980年代後半まで運用され、1995年に最後の車両が退役した[2][3]

ギャラリー

脚注

参考文献

関連項目

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