Pro hac vice
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Pro hac vice (プロ ハック ヴィーチェ 英語: [proʊ hæk ˈviːtʃeɪ])とは、ラテン語で「今回限り」あるいは「本件限り」 (文字通りには、「この順番では」)[1]の意味で、法律用語では一般に、あるコモン・ローの法域において、その法域では業務を行う資格を持っていない弁護士が、特定事件で業務を行うことをいう[2]。 pro hac vice による許可はアメリカの法域ではすべてにおいて利用可能であるが[3]、大陸法の法域では、法域をまたがる業務については一般により厳しい規制がある[4]。
pro hac vice による許可の原則は、1629年にイングランド民事訴訟裁判所で行われたものにまで遡る[5]。アメリカではこの原則は、1735年、ジョン・ピーター・ゼンガーがニューヨーク州で名誉毀損で訴えられた裁判において、フィラデルフィアの弁護士アンドリュー・ハミルトンがゼンガーの弁護を行ったのが最初期のものとされる[3]。1876年までに、アメリカではこの慣習は「一般的で統一的な」ものとなった[6]。