R.530 (ミサイル)

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R.530は、マトラ社製の空対空ミサイル[注 1]

製造国 フランスの旗 フランス
ミサイル直径 263 mm[1]
概要 種類, 製造国 ...
R.530
種類 空対空ミサイル
製造国 フランスの旗 フランス
設計 マトラ[1]
性能諸元
ミサイル直径 263 mm[1]
ミサイル全長 3.28 m[1]
ミサイル全幅 1.1 m[1]
ミサイル重量 192 kg[1]
弾頭 27kg HE
射程 1.5 - 20 km[1]
推進方式 固体燃料ロケット
誘導方式 SARHまたはIRH[1]
飛翔速度 マッハ2.7[1]
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来歴

1957年より開発が開始された[1]。本ミサイルの開発には、マトラ社がフランス空軍ボートゥールおよびミラージュ3Cフランス海軍アキロン艦上戦闘機向けに開発した赤外線誘導方式のR.510およびSARH誘導方式のR.511英語版で得られた経験が反映されている[2]

R.530は1963年にフランス空軍および海軍で運用を開始し、1970年代後半までに約4,000発が生産された[2]。その後、開発は発展型であるシュペル530へと移行していった[2]

設計

R530用としては、中距離用のセミアクティブ・レーダー・ホーミング誘導方式と、短距離用の赤外線誘導方式という、2種類の誘導装置が開発・配備されており、両者は交換可能な設計となっている[2]。赤外線誘導型は目標後方象限(Tail-aspect)からの攻撃能力のみを有している[2]。両バージョンともに27 kgの榴弾破片効果弾頭を搭載する[2]

外形としては4枚のデルタ翼を持ち、後部に先端を切り欠いた三角形の可動式制御フィンを4枚備えている[2]。推進装置としては2段式の固体燃料ロケットであるホッチキス-ブラーント/SNPE アントワネット(83.3 kN; 初期加速2.7秒+巡航6.5秒)を搭載している[1]

運用史

フランス空軍ミラージュIIIおよびミラージュF1フランス海軍F-8E(FN)短射程空対空ミサイルとして使用された[1]。ただし、当時としてはヨーロッパ初の中射程ミサイルであったとされている。

フランス戦闘機の売り込みと合わせて各国に売り込まれ、4,000発以上が生産された。パキスタンイスラエルイラクにより実戦で使用され、成果を上げている。初の戦果は1966年11月29日で、イスラエル空軍のミラージュIIIがR.530を使用してエジプト空軍のMiG-19を撃墜した[1]。これはフランス製ミサイルによる、実戦での初の撃墜事例でもあった[1]

運用国一覧

脚注

参考文献

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