RPGなんてこわくない!
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テーブルトークRPG(TRPG)入門書としての内容を、TRPG初心者である女の子を中心としたコメディとして追っていくという漫画である。企画自体は1989年頃から存在したが、[1]その後紆余曲折を経て1991年にホビージャパンのTRPG専門誌『RPGマガジン』誌上で10ヶ月にわたって連載され、翌1992年6月には単行本も刊行された。その後は年月を経て絶版となっていたが、「入門書として最適である」というTRPG業界人からの推薦があったため、[2]2000年にゲーム・フィールドからゲーム・フィールドコミックスの1冊として再版された。このゲーム・フィールド版では、連載当時と再版時の約10年分のギャップを埋めるために書かれた解説コラムや10年分の日本TRPG市場に関する年表、1993年の『LOGOUT』増刊に収録された本作品のセルフパロディ的短編「GM(ゲームマスター)なんてこわくない!?」なども収録されている。
登場人物
- 那智イルミ(なち イルミ)
- 本作品の主人公。コンピュータRPGしかプレイしたことがなかったが、友人のコズミから誘われたのがきっかけでTRPGにのめり込む。名前の元ネタはアメリカのカードゲーム『イルミナティ(en:Illuminati (game))』。
- コズミ幹太(コズミ かんた)
- イルミの家の隣に住む同級生。初心者のイルミに基本的なことを教えられるくらいにはTRPGに慣れている中級者ゲーマーである。名前の元ネタはボードゲーム『コズミック・エンカウンター』。
- 魚津カー(うおず カー)
- 黒マントをまとい、高笑いしながら現れる男。「さすらいのゲームマスター」を自称し、コズミにTRPG勝負を挑んでくる。ゲーマー歴は長く、マニアックなネタや念入りに作りこまれた作品を持ちだしてはくるが、周りが見えておらず失敗したりトラブルを起こしたりするギャグメーカー。名前の元ネタはアメリカのボードゲーム「カー・ウォーズ(en:Car Wars)」。
- 山本弘(やまもと ひろし)
- 原作者本人が漫画の中にレギュラー出演するというメタフィクション的キャラクター。ベテランゲーマーでありクリエイターでもある立場から、詳細な解説や適切なアドバイスを行う。作中ではしばしばアニメや特撮ヒーローの格好をして登場し、魚津から「本質的にオレと同じ性格なんじゃないか?」とツッコまれている。