S-7 (機雷処分具)
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対機雷戦においては、かつては掃海(sweeping)が大きな比重を占めていたが、機雷探知機の性能向上とともに、爆発物処理の手法による掃討(hunting)が注目されるようになった。その手法としては、当初は水中処分員による人力作業に依存していたが、人員喪失のリスク低減のため、遠隔操縦・自走式の機雷処分具による代替が模索されるようになった[1]。
海上自衛隊でも、昭和43年度より自走式処分具の開発に着手して、75式機雷処分具S-4として制式化、はつしま型掃海艇(51MSC)で装備化した。しかし同機は、円盤型の機体のために運動性に問題があり、またおおむね浅深度にしか対応できないという問題があった。このことから、より深い深度にも対応できる新世代の機雷処分具として開発されたのが本機である[2]。
研究は、昭和53年度より「深々度機雷掃討装置S-7」として着手された。昭和59年度に終了したが、そのまま装備化はされず、まず中深度用の1型がうわじま型(63MSC)で、ついで深深度用の2型がやえやま型(01MSO)で装備化されることになった[2][3]。