S-8ロケット弾は、攻撃機やヘリコプターが使用する直径80mmのロケット弾として、1970年代から開発が開始された。このシステムが実戦配備されたのは1984年のことであり、HEATや破片効果榴弾、煙幕弾、焼夷弾など数種類の弾頭が生産された。前任のS-5ロケット弾(直径55mm)よりも弾頭容積が拡大したため、滑走路破壊用のS-8BMやサーモバリック弾頭のS-8DMなど、さらに多彩なタイプが生産されている。弾頭によって差異はあるが、どのロケットも概ね全長1.5-1.7m、重量は11.3-15.2kgほどである。射程は2-4km。