Summit (スーパーコンピュータ)
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4,608 ノード
9,216 CPU (POWER9)
27,648 GPU (NVIDIA Tesla V100)[1]
Summit components | |
| スポンサー | アメリカ合衆国エネルギー省 |
|---|---|
| 運営者 | IBM |
| アーキテクチャ | ヘテロジニアス 4,608 ノード 9,216 CPU (POWER9) 27,648 GPU (NVIDIA Tesla V100)[1] |
| 電源 | 15 MW |
| OS | Linux(RHEL 7.4)[2] |
| メモリ | 10 PB(DDR4、HBM、NVM)[2] |
| ストレージ | 250 PB |
| 処理速度 | 理論値:200 PFLOPS LINPACK:148.6 PFLOPS[2] |
| 使用目的 | 科学研究 |
| ウェブサイト | www |
Summit(サミット)またはOLCF-4は、2018年6月8日に発表されたアメリカ合衆国エネルギー省(DOE)のオークリッジ国立研究所(ORNL)のスーパーコンピュータ。DOEから受注したIBMがNVIDIAおよびMellanox Technologiesと共同開発し[3]、2018年6月から2019年11月までのスパコンランキングTOP500で1位となった[4]。
オークリッジ国立研究所(ORNL)のSummitは、IBMがPower System AC922[5]を用いて開発し、2018年6月8日時点で世界最速のスーパーコンピュータとなった[6][7][8][9]。演算速度は 200 ペタフロップス[9](毎秒20京回の計算が可能[10])。
2014年2月、DOEはCORAL(Collaboration of Oak Ridge, Argonne and Livermore)プロジェクトを立ち上げた[11]。これはアルゴンヌ国立研究所(ANL)、オークリッジ国立研究所(ORNL)、ローレンス・リバモア国立研究所(LLNL)の3つの国立研究所の次期主要スーパーコンピューティングの導入プロジェクトで、2017年に100~200ペタフロップスを目指した[12]。
2014年11月、NVIDIAおよびMellanoxと協業してOpenPowerベースのシステムを提示したIBMが、CORALプロジェクトの一環として、ORNL向けのSummitおよびLLNL向けのSierraのスーパーコンピュータ構築を3億2500万ドルで受注した[11][13]。SierraはSummitとほぼ同様のアキーキテクチャだが、規模はやや小さい。
2018年6月8日、DOEとIBMはSummitを200PFLOPSで世界最速であると主張した[10]。
2018年6月25日のTOP500の発表で、122.3PFLOPSで1位となった[4][14]。世界最速の座を5年ぶりに中国(天河二号、神威・太湖之光)から奪還した[15]。
2020年6月、富士通のスーパーコンピュータ「富岳」が415.53PFLOPSを記録し、首位から脱落した。
なお、CORALプロジェクト全体の概要は以下の通りである。
- オークリッジ国立研究所(ORNL)- タイタンからSummit(2018年6月、200 PFLOPS)に移行
- ローレンス・リバモア国立研究所(LLNL)- セコイアからSierra(2018年、125 PFLOPS予定)に移行[16]
- アルゴンヌ国立研究所(ANL)- MiraからAurora(2021年予定、1,000 PFLOPS予定)に移行予定[17]
設計
Summitは4608台のノードで構成される。各ノードは、全てのCPUおよびGPUからアドレッシング可能な500GB以上のコヒーレンスメモリ(DDR4 SRAMを備えた高帯域メモリ)と、バーストバッファまたは拡張メモリとして使用可能な800GBの不揮発性RAMを格納する[18]。CPUとGPUはヘテロジニアス型アーキテクチャ[10]で、CPUのPower9とGPUのVoltaがNVIDIAの高速リンクであるNVLinkによって結合されている[19]。高速・高スループットのノード間データ転送を実現するため、ノード間はMellanox EDR InfiniBand インターコネクトを使用したトポロジーで接続される。