TEARS OF TRAGEDY
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TEARS OF TRAGEDY(ティアーズ・オブ・トラジディー)は、日本のメロディック・パワー・メタル・バンド[1]。2008年に結成され、東京都を拠点に活動している。
| TEARS OF TRAGEDY | |
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| 出身地 |
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| ジャンル |
パワーメタル メロディックスピードメタル シンフォニックメタル |
| 活動期間 | 2008年 - |
| レーベル | Walküre Records |
| 公式サイト |
www |
| メンバー |
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| 旧メンバー |
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結成時の中心メンバーはTORU(ギター)とHAYATO(キーボード)で、2010年にHARUKA(ボーカル)が加入したことで現在の体制が確立した。[2]
メロディック・メタルを基盤としつつ、J-POP的なキャッチーさやクラシック音楽のアプローチを取り入れた楽曲スタイルが特徴で、シンフォニックなアレンジや透明感のあるボーカル表現により独自のサウンドを形成している。
Walküre Recordsより複数のアルバム作品を発表しており、2024年にはバンド結成15周年を記念したライブ作品『TRINITY & OVERTURE 15th Anniversary Special』をリリースするなど、精力的な活動を続けている。
音楽的特徴
TEARS OF TRAGEDY の音楽は、疾走感と叙情性を兼ね備えたメロディック・メタルを基盤とし、そこに J-POP やシンフォニック・メタルの要素を融合させたハイブリッドなスタイルを特徴とする。日本のメロディック・パワーメタル・シーンに属するバンドとして、しばしば GALNERYUS、MINSTRELIX、SKYWINGS、BALFLARE、LIGHT BRINGER などと比較される。
スカンジナビア・パワーメタルの影響
バンドの中心的なサウンドには、北欧系パワーメタルからの影響が顕著であり、特に STRATOVARIUS や SONATA ARCTICA からの影響をメンバー自身が公言している。キャッチーで親しみやすいメロディを重視する点はバンドの特徴であり、ギタリストのTORUは自身の音楽性について「TEARS OF TRAGEDY 流のポップス」と表現することがある[3]。クラシック音楽的な構成とメロディック・パワーメタルの要素に、J-POPの軽やかな感覚を融合した音楽性は、国内シーンにおいて独自性を持つ。
シンフォニックな要素
キーボーディスト HAYATO のアレンジにより、楽曲には壮大でドラマチックなシンフォニック要素が取り入れられている。ストリングスやコーラスを用いた重厚なサウンドが、バンドの叙情性を強く支えている。
演奏技術
TORU(ギター)と HAYATO(キーボード)は高度な演奏技術を持ち、楽曲には複雑なソロパートや緻密な構成が多く含まれる。ライブでは同期音源を効果的に用いることにより、作品の持つ密度の高いサウンドをステージ上でも再現している。
ボーカルスタイル
HARUKA のボーカルは透明感のあるハイトーンを中心としつつ、抒情性と表現力に富んでいる。激しいメタルサウンドの中でもクリアに通る歌声は、バンドの音楽性の中核を成し、他の国内メロディック・メタルバンドとの差別化要素となっている。
略歴
- 2008年、TORUとHAYATOにより結成される。
- 2010年、HARUKAがボーカルとして加入し現行の編成となる。
- 2011年、1stアルバム『ELUSIVE MOMENT』をリリース。[4]
- 2016年、2ndアルバム『STATICE』を発表。
- 2020年、3rdアルバム『TRINITY』をリリース。
- 2022年、初のアコースティック・アルバム『&』を発売。[5]
- 2024年、ライブ作品『TRINITY & OVERTURE 15th Anniversary Special』をリリース。[2]
- 2024年7月、5thフルアルバム『Wonder Arts』をリリース。[6]
- 2025年、ライブ映像・CD作品『Wonder Parade』を発表。[7]
メンバー
旧メンバー
- YOHEI – ベース(2012年 - 2020年)
- 2012年に加入し、ライブおよび音源制作に参加した。公式発表によれば、2020年の活動体制変更にともない脱退。
- HIDEYUKI – ドラム(2012年 - 2020年)
- 2012年よりドラマーとして在籍し、バンドのライブ活動を支えた。2020年にYOHEIと同時期に脱退。
サポート・メンバー
- MAKI – ドラムス(2024年 - )
- 2023年より DEXCORE のサポートドラマーを務めている。モダンメタルに対応したツーバス主体のプレイを得意とし、ハードヒッティングと安定したリズムキープを特徴とする。TEARS OF TRAGEDY では、原曲のドラミングを踏襲しながらも、ライブ向けにタイトなビートアプローチを加えている。[8]
- hibiki – ベース(2024年 - )
- LIGHT BRINGER、ALHAMBRA、Mardelas、Silex などに在籍した経歴を持つ。現在は SABER TIGER のベーシストとして活動している。タッピングを含む高度なテクニカルプレイや、メロディを重視したライン構築を得意としており、ソロアルバム『HANDS OF PROVIDENCE』ではネオクラシカルメタル寄りの技巧的スタイルを示している。TEARS OF TRAGEDY では、原曲のベースラインを尊重しつつ、明瞭なピッキングと滑らかなフィルインを加える演奏がみられる。[9][10]
- 種子島洋二 – ベース(2022年)
- 2022年にライブ公演へサポートベーシストとして参加。ライブでは原曲のラインに忠実なプレイを行なっており、ミドルテンポ曲での堅実なリズムサポートが中心となっている。
ディスコグラフィ
- アルバム
- ELUSIVE MOMENT(2011年)
- STATICE(2016年)
- TRINITY(2020年)
- &(2022年、アコースティック)
- Wonder Arts(2024年)
- 映像作品・ライブアルバム
- TRINITY & OVERTURE 15th Anniversary Special(2024年)
- Wonder Parade(2025年)