Trigence

From Wikipedia, the free encyclopedia

株式会社Trigence Semiconductorは、かつて存在した「ピュア・デジタル」オーディオ製品向けのIC設計とソリューション・プロバイダー事業を行うベンチャー企業である。

概要 種類, 本社所在地 ...
株式会社Trigence Semiconductor
Trigence Semiconductor, Inc.
種類 株式会社
本社所在地 日本の旗 日本
101-0021
東京都千代田区外神田2-5-15
設立 2006年2月
業種 電気機器
法人番号 9010001109351
事業内容 独自デジタル処理技術「Dnote®」を実装した音響向け半導体の設計・販売
代表者 代表取締役社長(CEO)
主要子会社 Trigence HK Ltd.
Trigence Semiconductor USA, Inc.
Trigence HK Ltd. Taiwan Office
外部リンク Trigence Semiconductor, Inc.(リンク切れ)
テンプレートを表示
閉じる

概要

法政大学からスピンオフしたTrigenceは、2006年に東京に本社を開設した。独創的な技術であるDnote®の開発を続けることで、PC向けオーディオ製品を革新する可能性が注目されると共に、2012年にインテルキャピタルより最初の第三者投資資金を獲得した[1]。それをきっかけとして、産業革新機構(INCJ)[2]日特エンジニアリンググループ(NEG)[3]TDK社からも出資を受けていた[4]。2022年5月23日に清算を結了した[5]

Dnote

Dnote®は、新しいオーディオ伝送システム用に設計された、フルデジタルでスピーカーを駆動する技術である。日本で開発され、世界中で特許を取得している。 Dnoteはデジタル回路のみで設計されており、CMOSプロセステクノロジーで実装可能であり、ハイレゾテジタル信号が、忠実に直接スピーカーへ伝送される。 マルチボイスコイルという特殊な仕組みが必要なため、コストが高くなるが、デジタル信号のみでスピーカーを直接駆動させることができるのに加えて、従来の3分の1の電力消費で、クリアで高音質なオーディオ出力信号を実現している。

後に、CRI・ミドルウェアから、マイコンの性能が向上したことに伴い一般的なスピーカーを使用したフルデジタルアンプ技術(D-Amp)が登場した。Dnoteの開発者も協力している[6]。Dnoteと同じように消費電力は一般的なスピーカーよりも格段に低い。

Dnote搭載製品

  • ヘッドホン DNHR001TGKIT
  • サトレックス - ヘッドホン DH291-D1
  • クラリオン - フルデジタルサウンドシステム(浴室用) 16cm/10cm
  • クラリオン - 車載フルデジタルサウンドシステム Z2H/Z3/Z7/Z25W/Z17R
  • クラリオン - ヘッドホン ZH700FF
  • オーディオテクニカ - ヘッドホン ATH-DN1000USB
  • オーディオテクニカ - ヘッドホン ATH-DSR9BT/ATH-DSR7BT
  • JDSound - ポータブルUSBスピーカー OVO
  • ミューシグナル - 天然木USBスピーカー LOG ヤマザクラ/ブナ

受賞例

  • 2013 東京都ベンチャー技術大賞
Trigence Dnote®技術は、ユニークなデジタル・オーディオ伝送技術として、2013 東京都ベンチャー技術大賞を受賞した[7][8]
Dnote®技術を内蔵するオーディオテクニカATH-DSR9BTデジタルBluetoothヘッドセットのユニークなデジタルオーディオ伝送と優れた音質で、2017年に米国コンシューマー・エレクトロニクス・ショー(CES)の展覧会で、Innovation Honoree Awards賞を取得。[9][10]
Dnote®内蔵のデジタル技術を活用したクラリオンZH700FF Bluetoothヘッドセットは、ユニークなデジタルオーディオ伝送と優れた音質で、2017ドイツiFデザイン賞(iF Design Award 2017)。[11][12]

脚注

外部リンク

Related Articles

Wikiwand AI