UnaG
From Wikipedia, the free encyclopedia
発見
構造

UnaGは139個のアミノ酸から構成される、脂肪酸結合タンパク質(fatty-acid-binding protein:FABP)ファミリーのタンパク質である。 X線結晶構造解析によって、1.2Å分解能での立体構造が決定されており、2本のαヘリックスと、10本のβストランドから構成されることが知られている。タンパク質構造の内側には外来分子が結合できるポケットを有しており、このポケットにビリルビンが結合することでUnaGは緑色蛍光を示す。いっぽう、ビリルビン誘導体とは結合しないが、これは、ビリルビンとの結合が特異的になるような構造をUnaGが持つためである。UnaGとビリルビンとの間の解離定数は9.8 x 10-11 Mと小さく、両者の間の結合が強いことを示している[2]。
機能と応用
「なぜUnaGが筋肉においてビリルビンと結合しなければならないのか」や「なぜニホンウナギがこのような蛍光タンパク質を有しているのか」といったことは、いまだ明らかになっていないが、UnaGとビリルビンとの結合の強さ、および特異性の高さから、UnaGを生体中でのビリルビンセンサーとして利用するための研究が行われている[3]。
