WINS (AM)
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WINS(1010 kHz)は、アメリカ・ニューヨーク州ニューヨークに免許を持ち、オーダシーが所有するニュース専門の商業AMラジオ局。コールサインは音声的に「wins(ウィンズ)」と発音され、「1010 WINS(テンテン・ウィンズ)」をブランド名としている。スタジオは、ロウアー・マンハッタンのハドソン・スクエア地区にあるオーダシーの共同施設内にあり、送信所はニュージャージー州リンドハーストにある。
| 放送地域免許 |
ニューヨーク州ニューヨーク |
|---|---|
| 聴取エリア | ニューヨーク都市圏 |
| ブランド名 | 1010 WINS |
| 周波数 | 1010kHz |
| 中継局 | Template:Radio Relay |
| 開局 | 1924年10月24日 |
| フォーマット | オールニュースラジオ |
| 言語 | 英語 |
| 出力 | 50,000 ワット |
| 部類 | B |
| 施設ID | 25451 |
| 電波塔座標 | 北緯40度48分14.36秒 西経74度06分22.51秒 |
| コールサイン の由来 | かつての所有者であるハースト・ニュースペーパーズの国際通信社(International News Service)に因んで名付けられた。 |
| 過去コールサイン | WGBS(1924年 - 1934年) |
| 過去周波数 |
|
| 加盟 |
|
| 放送局所有者 |
オーダシー (Audacy License, LLC) |
| 姉妹局 | WCBS-FM、WFAN、WFAN-FM、WHSQ、WINS-FM、WNEW-FM、WXBK |
| ネット配信 | Template:Audacy.com |
| ウェブサイト |
www |
1965年4月19日、旧所有者であるウェスティングハウス・ブロードキャスティングの下でこのフォーマットを採用したアメリカ国内で最も古くから継続して放送されているニュース専門局で、2024年8月26日まで、WCBS(880 AM)と共にニューヨーク市市場で同じ所有者の下で放送されていた2つの同フォーマットの放送局のうちの1つだった。WINSの夜間信号は、電離層スカイウェーブ伝播を介して、北アメリカ東部の大部分に届く。
かつてはHDラジオ(ハイブリッド)形式で放送されていたが[2]、2022年10月27日現在、WINS-FM(92.3 FM)でサイマル放送されている[3]。
歴史
1924年10月24日に「WGBS」として950 kHzで放送を開始し、スタジオはヘラルド・スクエア近くのギンベルズ百貨店(Gimbels Department Store)に設置された。コールサインの由来はギンベル・ブラザーズ・ストア(Gimbel Brothers Store)の頭文字だった[4][1]。WGBSの周波数は1927年に860 kHz、1928年に1180 kHz、1929年に600 kHz、1931年に再び1180 kHzにそれぞれ移行した[1]。
1932年、ウィリアム・ランドルフ・ハーストがWGBSを買収した。同年1月15日付けで、ハーストの国際通信社(International News Service)に因んで現在のコールサイン「WINS」を採用した[5][6]。ギンベルズの所有ではなくなったWINSは、8番街のホテル・リンカーン(Hotel Lincoln)に移転した。1932年6月19日、東58丁目114番地のWINSビルディング(WINS Building)に移転した[7]。
1941年3月29日、北アメリカ地域放送協定(NARBA)の一環として、周波数を1180 kHzから1000 kHzに変更し、1944年には再び1010 kHzに変更した[1]。シンシナティに本拠を置くクロスリー・ブロードキャスティング・コーポレーションは、1945年にハーストからWINSを170万ドルで買収すると発表したが[8]、クロスリーがWINSの経営権を取得するまでには1年以上かかり、1946年7月にようやく買収に至った[9]。
スポーツキャスターのメル・アレンはWINS初期のディスクジョッキーであり、1947年から午後のポピュラー音楽番組のホストを務めていた[10][11]。
ロックンロール(1953年〜1965年)
クロスリーは1953年、J・エルロイ・マッコーのゴッサム・ブロードキャスティング・コーポレーション(Gotham Broadcasting Corporation)に45万ドルで売却した[12][13]。その後まもなく、WINSはアメリカで初めてロックンロールをフルタイムで放送する放送局の一つとなった。1954年秋、アラン・フリードがWINSのディスクジョッキーとして採用された[4]。1958年、マレー・"ザ・K"・カウフマン(Murray "the K" Kaufman)がオールナイトDJに就任し、彼の番組は『スウィンギン・ソワレ(Swingin' Soiree)』と名付けられた[14]。著名なスポーツブロードキャスター、レス・カイターは1950年代の一時期、スポーツディレクターを務めた。カイターはおそらく1958年に、ジャイアンツファンがチームとのつながりを保てるようにWINSが放送したサンフランシスコ(旧ニューヨーク)・ジャイアンツの試合再現番組で最もよく知られている。ジャイアンツは前年にブルックリン・ドジャースと共に西へ移転していた。
1950年代後半から1960年代前半にかけて、特にラジオをどこにでも持ち歩ける若者の間でトランジスタラジオが普及するにつれ、ロックンロールはトップ40ラジオとして知られるようになった音楽のおかげもあって、ジャンルとして確立した。ニューヨークでは、WMCA(570 AM)、WMGM(1050 AM)、WABC(770 AM)、WINSの4局がこの部門で競い合った。WMCAは5,000ワットしかなかったが、ダイヤルの下端にあったため、その出力から予想されるよりも広い範囲をカバーしていた。他の3局は全て50,000ワットだったが、WABCだけが無指向性とクリアチャンネルの両方を実現していた。この3局のうち、WINSは最も指向性が強く(ニューヨーク市内の行政区に直接向けられている)、ニュージャージー州郊外(主にカナダのトロントにある50,000ワットのCFRB(こちらも1010 AMで放送されている)を保護するため)やジャージーショア方面への信号は他の局よりも信号が弱かった。
1962年、WMGMはかつてのコールサインであるWHNでビューティフル・ミュージックのフォーマットを採用し、WINSはウェスティングハウス・エレクトリック・コーポレーションに買収された[15]。1965年4月18日20:00頃、WINSはシャングリラス「アウト・イン・ザ・ストリーツ」でトップ40競争から撤退した[16]。WINSとWMGMがトップ40フォーマットから撤退した後、WMCAは初期の成功を収めたが、1965年までにWABCがニューヨーク市でトップ40の主要放送局となった。
「All news. All the time.」(1965年〜現在)


1965年4月19日、数週間にわたる憶測の末、放送フォーマットを根本的に変更した。WINSはアメリカで3番目にニュース専門の番組編成に挑戦したラジオ局となり、この新しいフォーマットを24時間運用した[17][18]。WINSはすぐに、長年にわたり、ニュース配信機の背後に設置されたマイクから流されていた、容易に識別できる独特のテレタイプ音声をバックグラウンドで流すフォーマットの雛形を確立した。他の殆どのニュース専門局は後にこの方式を廃止したが、WINSは1980年代半ばまでにテレタイプ機が時代遅れになったにもかかわらず、その効果音を使い続けた。最終的に2010年代後半にテレタイプ効果音が廃止された。「All news, all the time(全てのニュースをいつでも)」、「The newswatch never stops(ニュースウォッチは決して止まらない)」、「Listen two, three, four times a day(1日に2回、3回、4回聴こう)」、「You give us 22 minutes, we'll give you the world(22分いただければ、あなたに世界をお届けします)」などの印象的なスローガンを使用していたが、特に最後のキャッチフレーズは、20分毎にトップニュースに戻るWINSのフォーマットクロックを参照したものである。[要出典]
WINSのニュース専門への転換は、当初はリスクの高い番組編成の選択と見なされていた[18]。メキシコのティファナに拠点を置く国境を接する放送局XETRAは、ロサンゼルスのラジオ市場向けに英語によるニュース専門の放送フォーマットを編成していた。シカゴのWNUS、そしてワシントンD.C.地域のWAVA AMとFMも同様であった[18]。地元では、1962年から1963年にかけてニューヨーク市で新聞ストライキが行われた際、WABC-FMが数週間にわたりニュース番組を放送した[19]。他の試みはいずれも成功せず、その結果、ラジオ業界の多くの人々はWINSの早期終焉を予測したが、ウェスティングハウス・ブロードキャスティングがこのフォーマットを支持し、WINSは最終的に成功を収めた。ウェスティングハウスは、他にもフィラデルフィアのKYW(1965年9月)[20]、ロサンゼルスのKFWB(1968年3月)[21]の2局でも同様のフォーマット変更を行った。WINS、KFWB、KYWは共同でニュース専門局の原型として機能し、3局とも長年にわたってリスナーと広告収入の両方を獲得することに成功した。
1995年、ウェスティングハウス・エレクトリックがCBSを買収し、WINSはWCBSとの共同所有となった。合併後、どちらかの放送局がニュース専門の放送形態を廃止するのではないかとの憶測が飛び交ったが、両局とも2024年8月まで放送を継続した。[要出典]

1995年、同じ周波数で放送していたアーカンソー州リトルロックのKSYGを買収し、放送を停止させたことで、WINSの信号も改善された[22]。これにより、WINSはリトルロック方面への信号を「無効化」する必要がなくなった。ニュージャージー州リンドハーストにある送信塔は、周波数に対して最適な高さよりも低かったため、より高さのある4つの塔に交換された[23]。信号は、トロントのCFRB(クラスA放送局)などの他の放送局を保護するために依然として指向性を維持しているが、リトルロックを保護する必要はなくなった。[要出典]
WINSはABCニュースラジオとの提携を一貫して維持し、WCBSはニューヨークのCBSラジオニュース加盟局として機能していたが、オーダシーがグッド・カルマ・ブランズと契約を結び、スポーツトークラジオにフォーマットを変更し、WEPN(AM)のESPNラジオ二次加盟局として機能するようになった[24]。2015年1月1日、ウェストウッド・ワンがABCニュースとの配信契約を終了した後、WINSはウェストウッド・ワン・ニュースとの二次提携を追加した。
2017年2月2日、CBSラジオはエンターコム(Entercom、現:オーダシー)との合併を発表し、WINSとWCBSラジオをWCBS-TVから完全に分離した[25]。合併は同年11月9日に承認され、11月17日に完了した[26]。
2022年10月10日、オーダシーは同年10月27日付けで姉妹局WNYL(92.3 FM)を代替フォーマットからWINSのサイマル放送に切り替えると発表された。また、同社は同時に、労働組合のSAG-AFTRAとの合意に達した後、WINSとWCBSの別々のスタッフとニュースルームを統合する計画であることも発表した。サイマル放送の開始に伴い、WNEW-FMのHD3サブチャンネルでのWINSのサイマル放送は廃止された[3]。
影響
CBSは、ウェスティングハウスのニュース専門方式を模倣しようとした最初の放送局だった。ニューヨークでは、WINSがニュース専門局として成功を収めたことがきっかけとなり、CBSは1967年8月にWCBSでも同様の転換を行った[27]。当初、WCBSはニュース専門をフルタイムで放送せず、深夜帯に他の番組を放送していたが、1970年にはWINSに続き、ニュース専門を24時間放送するようになった[28]。WCBSのニュース専門への転換が完了すると、CBS直営の他のAM放送局5局もこの方式を採用した。フィラデルフィアのWCAUとロサンゼルスのKNXは、KYWとKFWBと直接競合したが、結果は様々だった。
1975年、NBCラジオは「ニュース・アンド・インフォメーション・サービス」(News and Information Service、NIS)ネットワークで全米規模のニュース専門放送を試みたが、僅か2年後の1977年に廃止された。1970年代半ば、ウェスティングハウスがシカゴに設立した2番目の放送局WINDは、CBS所有のニュース専門局WBBMと競合しながら、このフォーマットをパートタイムで放送していた。WINDは成功せず、ウェスティングハウスは1985年に同局を売却し、1988年にNBCからWMAQを買収した後、再び試みた。ウェスティングハウスはWMAQをフルタイムのニュース放送局へと転換したが、結果はまちまちだった[要出典][要説明]。
2011年夏、ニューヨークに3つ目のニュース専門局、FM放送のWEMPの「FM News 101.9」が誕生した[要出典]。しかし、聴取率が低迷したため、放送フォーマットは3年前に同じ周波数で放送されていたオルタナティヴ・ロックに急遽変更された[要出典]。2012年後半、マーリン・メディアLLC(Merlin Media, LLC)はこの周波数をCBSラジオに売却し、WFANのFMサイマル放送となり、WINSとWCBSの姉妹局となった[要出典]。
2024年現在[update]、オーダシーはアメリカ全土でWINS、WBBM、KNX、KYW、サンフランシスコのKCBS、デトロイトのWWJを含む6つのニュース専門局を運営している(ボストンのWBZもウェスティングハウス/CBSのニュース専門局だったが、2017年11月にCBSラジオがエンターコムと合併し、FCCの所有権制限と司法省の懸念に対応するためにWBZはアイハートメディアに分割された)[要出典]。
関連項目
- CBSラジオニュース