Wizpy
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wizpy(ウイズピー)とはターボリナックス株式会社から発売された携帯型OS+マルチメディアプレーヤーである。
1.7インチの有機ELディスプレイに、2Gバイトもしくは4Gバイトのフラッシュメモリ(うち1.2GBはOS、アプリケーションデータ)を搭載した携帯型デジタルオーディオプレーヤー。また、オーディオプレーヤーでありながら、パソコンに接続し起動時にブートデバイスとして指定することで、Linuxディストリビューション(Turbolinux FUJIベース)を起動することができる。これにより接続するPCに問わず同じ自分のPC環境を持ち運ぶことを可能としている。パソコンとの接続にはUSBを用いる。すべてのデータは本体の中に保存できるため、接続したパソコンには記録は残らない。発売当初、本体の色は白と黒の2色だったが、2007年11月より、スマートブルー、チタンシルバー、シュガーピンク(いずれも4GBモデルのみ)の3色が加わった。また、wizpyOSとKNOPPIXEdu6のデュアルブートが可能な『wizpy KNOPPIX Edu6 Edition』モデル(4GB、1色のみ)がある。
パソコンとして
Turbolinux FUJIをベースとして、Live CDのようにハードディスクドライブにインストールすることなしにオペレーティングシステムを起動する。同等のコンセプトではUSB-knoppixなどがあるが、USB-knoppixがユーザーの環境に合わせて比較的自由にアプリケーションのインストール・カスタマイズが行えるのに対し、wizpyOSはシステム領域の多くの部分が書き込み不可とされており、カスタマイズはターボリナックス社で提供しているアプリケーションをインストールすることで行うというスタンスである。
- 特徴
- 起動には、PCのBIOS設定を変更してUSBデバイスを優先させることによりwizpyOSをブートさせる。基本的にはUSB-HDD扱いでPCに認識されるが、wizpy本体の設定を変更することでUSB-CDROMとして認識させることも可能。また、USBデバイスからのブートをサポートしていない機器の為に、専用の起動CDからUSB機器を認識させた後にwizpyOSを起動させる手段、PCに『grub for DOS』を事前にインストールすることにより、ブート時にwizpyを認識させる方法が用意されている。
- 起動したマシンのハードディスクの中身は原則見えない。
- wizpyOS起動中のサウンド出力は、PCのサウンドデバイスは一切利用せず、wizpy本体をUSBオーディオとして動作させることでwizpy上のヘッドフォン端子から出力する。
- アプリケーションのインストールは、ターボリナックス社で提供されているamaパッケージのもののみ可能。RPMパッケージなどからのインストールは不可。
- amaパッケージはsquashFS形式をベースにした圧縮ファイルであり、amaはwizpyOS起動時に自動でマウントされる。amaにアプリケーションで必要なライブラリなどを内包させることで、共有ライブラリの依存問題に囚われることなく、任意でアプリケーションの追加・削除ができる仕組みになっている。
- ターボリナックス社より公開されている『wizpyOSアプリケーション開発キット』で独自のamaパッケージの作成が可能。開発キットはTurbolinux FUJI環境で動作する。
- wizpyOS上における、wizpy本体のファームウェア及びプリインストールされているアプリケーション等の一括アップデート
- wizpy製品登録ユーザー向けのネットワークストレージサービス(500MBまで)の利用が可能だったがこのサービスは既に終了している。http://www.wizpy.jp/index.php?action_info_detail=true&category=1&number=178
- プリインストールされている主なアプリケーション
- ウェブブラウザ(Firefox)
- 電子メールクライアント(Thunderbird)
- オフィスソフト(OpenOffice.org ※4GBモデルのみ。2GBは別途インストール)
- 日本語入力システム(ATOK)
- Skype
- 音楽再生(Amarok)
- 画像ビューア(showimg)
- メディアプレーヤー(Turboメディアプレーヤー ※wmvの再生が可能)
- RealPlayer
- DVDリッピングツール(TurboRip)
- PDFビューワー(Adobe Reader)
- Adobe Flash
- Java Runtime Environment
- ricoh fonts