Z2 (鉄道車両)
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1970年代以降、フランス南部を中心に鉄道路線の電化が相次いだ他、既に電化されている南西部の路線では旧型車両の置き換えが課題となっていた。更に1980年代から営業運転が始まる高速列車「TGV」を見据えた列車の快適性の向上も求められていた。そこで、フランス国鉄が各地域圏へ向けて導入を決定したのが「Z2」と呼ばれる一連の電車である[2][3][4]。
これらの電車は主電動機を始めとした動力装置を有する電動制御車と、それらを持たない制御車による同型車体を有する2両編成で構成されており、主電動機もZ11500形を除いて同一の直流電動機で統一されている。制御装置は直流区間向け車両は製造コストの事情から従来の抵抗制御方式が用いられている一方、それ以外の車両については電機子チョッパ制御方式の機器が搭載されている[2][5][6][7][3]。
塗装については、当初前面に朱色と窓周りの灰色、側面に濃い青色と赤色の乗降扉という独自の塗装が施された一方、ラングドック=ルシヨン地域圏(現:オクシタニー地域圏)に導入された車両の一部は独自の塗装が施された。その後、1988年以降地域圏ごとに塗装を4種類(水色、黄色、緑色、赤色)から選択可能とした新デザインが採用されたものの、2000年からはTERの標準塗装であるメタリックグレーと青色を基調とした塗装を基本としている[8]。