○△□ (絵画)

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完成1819年から1828年頃
種類紙本墨画
寸法28.4 cm × 48.1 cm (11.2 in × 18.9 in)
『○△□』
作者仙厓義梵
完成1819年から1828年頃
種類紙本墨画
寸法28.4 cm × 48.1 cm (11.2 in × 18.9 in)
所蔵出光美術館

○△□」(まるさんかくしかく)は、仙厓義梵による禅画である。「□△○」(しかくさんかくまる)と表記されることもあり、また英語圏などでは"The Universe"(「宇宙」、うちゅう)というタイトルで呼ばれることもある[1]。1819年から1828年頃に描かれたと推測される。出光美術館に所蔵されている。極めて単純な構成でありながらさまざまな解釈が可能な絵画であり、「仙厓が残した最もミステリアスな作品[2]」と呼ばれている。

紙の上に、右側から図形の「○」()と「△」(三角形)と「□」(四角形)だけをで描いた、非常に単純な構成の絵である[3]。「□」が一番淡い色で描かれており、右側の「○」の墨が一番濃い[4]。大きさは縦が28.4センチメートル、横幅が48.1センチメートルである[3]。掛幅装である[5]

紙の左端には、仙厓が住職をつとめ、日本で最初の禅寺と言われている博多聖福寺を示す「扶桑最初禅窟」という文字が書かれており、画家である「仙厓」の落款もある[3]。仙厓の絵においては通常、画に賛文がついており、これが解釈の上で重要視されているが、「○△□」にはついていない[6]

仙厓が70代の頃に使っていた達磨型印が捺されているため、1819年から1828年頃の作品であると考えられている[5]出光美術館が所蔵している[3]

作品名

通常「○△□」と呼ばれており、これは落款が左にあることから、右方向から図形を並べて題名としているものである[7]。しかしながら、墨のにじみ方からすると落款のある側から「□」「△」「○」の順に描いたのではないかとも推測され、このため「○△□」という題名が適切であるのかについては疑義も提示されている[8]。仙厓の描いた順番に従い、「□△○」とすべきであるという見解もある[9]。画題を仙厓の視点で描いた宇宙であると考え、とくに英語圏などでは"The Universe"(「宇宙」、うちゅう)というタイトルで呼ぶこともある[10][11]。このタイトルは鈴木大拙などの解釈にそったものである[12]

評価

脚注

参考文献

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