うき世
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1912年(明治45年)、大阪毎日新聞、東京日日新聞(いずれも現在の毎日新聞)に連載、好評を博した『生さぬ仲』の流れを汲む家庭小説として大阪毎日新聞で連載された。柳川は1918年(大正7年)1月に死去しており、没後に刊行された全集以降、同作は出版された形跡がみられない[1]。映画化も1度きりである。
新派の劇団「成美団」が、1923年(大正12年)5月、京都座で上演、連日にぎわったことが記録に残っている[2]。出演は都築文男、小織桂一郎、河原市松、武村新、高橋義信ら[2]。
日活向島撮影所が映画化した作品の上映用プリントは、いくつかのシーンを欠いた51分の不完全版であるが、早稲田大学が所蔵しており、2012年(平成24年)には、早稲田大学坪内博士記念演劇博物館で行われた『日活向島と新派映画の時代展』で上映されている[3]。同撮影所が製作した作品で現存するものは3作しが現存しておらず、本作は、夭折したスター俳優立花貞二郎の出演作としては唯一現存する作品である。
ビブリオグラフィ
映画
| うき世 | |
|---|---|
|
映画の一場面 | |
| 監督 | 不明 |
| 原作 | 柳川春葉 |
| 出演者 |
立花貞二郎 関根達発 |
| 製作会社 | 日活向島撮影所 |
| 配給 | 日活 |
| 公開 |
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| 上映時間 |
約60分 51分 現存 |
| 製作国 |
|
| 言語 | 日本語 |
『うき世』(うきよ)は、1916年(大正5年)製作・公開、日活向島撮影所製作、日活配給による日本のサイレント映画、女性映画である[4][5]。監督・脚本等は不明である。同作の上映用プリントは現存し、早稲田大学が所蔵している[3]。当時の同撮影所では、女性の登場人物も女形俳優が演じており、現存する数少ない女形出演映画のひとつである。
スタッフ・作品データ
- 製作 : 日活向島撮影所
- 上映時間(巻数 / メートル) : 約60分[6](3巻[4] / 3,630尺[5] / 1,100メートル[7])
- フォーマット : 白黒映画 - スタンダードサイズ(1.37:1) - サイレント映画
- 映倫番号 : なし[5]
- 公開日 :
日本 1916年3月 - 配給 :
日活 - 初回興行 : 浅草・オペラ館