うみのほたる

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ジャンル 単発ドラマ
企画 四宮康雅
脚本 鄭義信
スペシャルドラマ
うみのほたる
ジャンル 単発ドラマ
原案 四宮康雅
企画 四宮康雅
脚本 鄭義信
演出 多田健
出演者 小澤征悦
蟹江敬三
西田尚美
若松武史
みれいゆ
三浦誠己
音楽 増本直樹
国・地域 日本の旗 日本
言語 日本語
製作
プロデューサー 四宮康雅
撮影地 北海道鹿部町
編集 遠山千秋(リクリ)
制作 北海道テレビ放送
放送
放送チャンネルテレビ朝日
放送国・地域日本の旗 日本
放送期間2005年8月27日
放送時間15:00 - 15:55
放送枠HTBスペシャルドラマ
放送分55分
回数1
公式ウェブサイト
番組年表
前作六月のさくら
次作大麦畑でつかまえて
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うみのほたる』は、2005年に放映された日本のテレビドラマコンブ漁などの漁業の町として知られる北海道鹿部町を舞台として、家業を継ぐために東京から帰郷した主人公、妻子ある男性との間の子を身ごもって帰郷した姉と、2人の父と間の葛藤を通じて、家族の本来あるべき姿を描写した単発ドラマである[1]北海道テレビ放送(HTB)で製作され、テレビ朝日系列で2005年8月27日に全国放映された。主演は小沢征悦[2]蟹江敬三[3]

水野光二は鹿部町から上京して働いていたが、兄の急死を機に、恋人の藤井香織とも別れて、家業のコンブ漁を継ぐために帰郷する[4]。光二が今後の生き方を模索していた矢先、姉の明海もまた帰郷してくる。明海は不倫相手の子供を身ごもっており、相手の村田太郎は離婚調停中だという。村田が光二らの父の辰雄のもとへ挨拶に訪れるが、辰雄は激怒して村田を追い返す[5]

水野家は久しぶりに一家が揃ったものの、それぞれ事情を抱えており、上手に言葉を交わすことができない。ある晩、ついに一同は口喧嘩になる。辰雄は酒に酔って一方的に光二を非難し、光二は思わず辰雄を投げ飛ばす。これを機に光二と辰雄は初めて、自分の正直な思いをぶつけあう[5]

コンブ漁の時期も終わる頃の夏祭りの夜。辰雄、光二、村田、明海が、空に打ち上げられた花火を見上げる。花火の光が海面を美しく照らして、あたかも海のホタルのように見える。光二はそれを見て、自分の中の迷いが消えていく思いで、「この海で生きていこう」と思いを馳せる[5]

キャスト

スタッフ

製作

HTBスペシャルドラマは、2000年より家族の在り方を問うドラマが制作されており[7]、本作も家族の再生が題材とされている[1]。前作『六月のさくら』に続いて脚本に起用された鄭義信は、東京に負けないドラマを作ろうとするスタッフの情熱にうたれ、脚本を引き受けたことを話していた[6]

撮影は鹿部町内で、8月1日から8日間にわたって行われた[7][9]。鹿部町が全編を通してドラマの舞台になるのは、本作が初である[7]。鹿部では「町を全国に売り込むチャンス[7]」「地域の魅力を再認識するきっかけになれば[3]」として、撮影への協力が行われた。撮影時の建物の候補地選びや所有者との交渉窓口を鹿部の職人2人が務めて撮影に臨むと共に、炊き出しやレセプションなどのために約90万円の予算を組むなど、撮影への全面的な支援が行われた[3]

コンブ漁30年以上の経歴を持つ地元の漁師の男性は、「鹿部のコンブ漁師の人情、気持ちを少しでも伝えたい」と、コンブ漁師役の小沢征悦、蟹江敬三の2人への技術指導を担当し[9]、漁を休んでボランティアで協力したほどであった[3]。主人公の住宅には地元民の住宅が使用され、その地元民もエキストラとして参加した[3]。鹿部の最大規模のイベントである「しかべ海と温泉(いでゆ)のまつり」も作中で再現され[3]、約450人の住民がエキストラとして参加し、祭りの賑わいを再現した[4]。撮影時のみならず、西田尚美が夜に宿泊先のホテルで休憩していると、町民約50人が訪ねて来て、大量の刺身や焼き貝などを振るまい、西田を感激させた[9]

主人公たちの営むコンブ漁は、北海道の夏の風物詩ともいえるものである[3]。そのためにHTBのプロデューサーである四宮康雅は、以前からコンブ漁を舞台にしたドラマ制作を構想しており、漁の撮影可能な場所として、北海道内の3か所を視察していた[3]。その中でも最終的に鹿部を撮影地としたことについて、「海と駒ヶ岳が美しいことや、空港から近いことなどが魅力[7]」という立地条件に加えて、「住民の温かさ、協力態勢を考えると、鹿部でなければ実現できなかった[3]」と話していた。

作品の評価

脚注

外部リンク

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