おけさねこ

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おけさねこは、新潟県佐渡市を舞台とする昔話

佐渡おけさの由来譚でもある。実際の由来については佐渡おけさの項目参照。

佐渡島(現:佐渡市)の小木に、老夫婦と飼い猫の「あさ」が住んでいた。夫婦はあさを娘同然にかわいがっていた。蕎麦屋を営んでいた二人だが、人が好すぎるがゆえに借金を背負い、店をたたんで住み慣れた土地を離れなければならなくなった。あさを連れていくことはできない。あさもそのことを察してか、寂しそうに姿を消したのだった。

その夜、若い娘が二人を訪ねてきた。娘は「けさ」と名乗り、蕎麦屋で働かせてほしいという。申し出を断ると、けさは小判を差し出し、この金を元手に店を再開してはどうかと提案してきたのである。金を借りて店を再開したところ、けさはよく働き、歌も歌って客に聞かせた。歌は評判となり、歌に合わせて踊る者も出始めた。蕎麦屋は繁盛し、けさの歌も島中に広がっていった。

そんなある日、けさが朝起きてこないのに気付いた夫婦は、部屋をのぞいてみた。するとそこには、猫のあさが、冷たくなって倒れていたのである。あさがけさに姿を変えていたのだと気付いた夫婦は涙を流し、あさを手厚く葬った。それからも、けさの歌は「おけさ節(佐渡おけさ)」と呼ばれ、歌い継がれていったのである[1]

バリエーション

参考文献

出典

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